「あと1歩前へ……」というつぶやきと共に、クウとカイ（@kunyan_kainyan）さんがTwitterに投稿した写真が話題です。
そこに写っていたのは、猫用トイレで踏ん張っている猫ちゃんの姿。しかし、踏ん張っている位置がなんとも残念……なのです。
「『あーっ…』と思っても静かに見守り、ブツを片付けたいと思います」とツイートしていた飼い主さんにお話を聞きました。
ネコもニンゲンも「あと1歩前へ」
「お、おしい…」
「「脳内でスガシカオ（『progress』）が…」
「グッとお尻を押したい衝動に駆られますね」
「（ニンゲンも）おトイレで1歩前は大事です（笑）」
「ささっ、どうぞ奥の方へ」
こんな楽しいリプライが殺到したのは、6月に5歳の記念日を迎える元保護猫、カイちゃん。譲渡会で出会い、茶白猫のクウちゃんと共に兄弟揃ってお迎えされた、ちょっぴり不器用なところも可愛いという甘えん坊の茶トラ男子です。
「ウチのニャンコも同じ！」「うちもよくされます…ほんと、1歩でいいので前に」と、猫飼いさんたちから共感の声も殺到したカイちゃんの「あと1歩」について、飼い主さんに詳しく伺いました。
撮影後は……飼い主が片付けさせていただきました！
ーーあと1歩でしたね…。カイちゃんはいつもギリギリの場所で踏ん張るのですか？
「いつもはちゃんとブツも収まるポジションでするのですが、便秘気味の時だけ、今回のような向きで、ギリギリの位置で踏ん張ることがあります」
ーー「いつもど真ん中でするクウちゃんを見習って欲しい」とツイートされていましたね。兄弟猫のクウちゃんは毎回いい位置で出来る…？
「クウちゃんはど真ん中辺りを丹念に掘り、出したらすぐ埋めるタイプなので、いい位置でしてくれます。ただ、トイレの前になると走り回ってカイちゃんを追いかけるのが難点です。カイちゃんがトイレを使ってる最中に、クウちゃんが強引に同じトイレに入って使い始める……ということもありました」
ーーなんと（笑）。ちなみに、こちらのトイレは大きくて優秀な商品なのだそうですね。
「はい。便秘じゃない時は上手に使っています。便秘の時は……クウちゃんと一緒に見守ります（笑）」
ーー「叱るなんてできません。出すことが大事です！」とツイートされていましたが、撮影後はどうなったのでしょうか？
「トイレのステップの上にコロンと産まれたブツ、飼い主が片付けさせていただきました。便秘気味で硬めのブツが少しだけだったので、あっさり回収、除菌シートで拭き掃除をして片付け完了しました！」
◇ ◇
健康管理のためにも「室内飼い」を徹底して
愛玩動物飼養管理士の資格を持つクウとカイさんは、「人間と同じく、猫の『排泄』も健康のバロメーターです」と、話します。
「トイレの様子で膀胱炎などにも気づけますし、排泄物をチェックすることで病気の早期発見にもつながります。もし猫を外に出している方がいらっしゃるなら、排泄物をちゃんと確認するためにも、ぜひ室内飼いを徹底していただきたいなと思っています」（クウとカイさん）
愛猫の命と健康を守るためにも、室内飼いを徹底し、トイレの様子はしっかり観察しておきたいですね。
