日々の暮らしとは離れた空間で非日常を楽しめるのがキャンプの醍醐味ですが、みなさんはキャンプでの失敗談はありますか。全国の男女1261人に「キャンプでの失敗」に関するアンケート調査を実施したところ、約3割の人が「失敗談がある」と回答しました。また、印象に残っている“失敗談”については、飯ごうの失敗や食材・調理器具など、食事関連の失敗が多く集まりました。
株式会社NEXER（東京都豊島区）が運営する「日本トレンドリサーチ」が、「株式会社タナベスポーツ」（大阪市中央区）と共同で2023年3月にインターネットで実施した調査です。
調査によると、「キャンプをしたことがある」と答えた人は68.5％。また、31.9％の人が「キャンプでやってしまった“失敗談”がある」と回答しています。
ちなみに、最も印象に残っている“失敗談”について回答者からは以下のようなコメントが寄せられました。
▽飯盒でご飯を炊いていて、ご飯がまっ黒焦げになった（50代女性）
▽包丁を忘れた（30代女性）
▽インスタントラーメンを煮込みすぎスープが無くなった（50代男性）
▽ペグをきちんと指してなかったのか突風でテントがひっくり返った（50代女性）
▽焚き火台をテントに近づけ過ぎて火の粉が飛び、テントに穴が開いた（40代男性）
▽タンドリーチキンの仕込みをして持っていったら保冷剤を忘れて肉が腐ってしまった（50代女性）
▽炭に火がうまくつかず、ついた後は辺りが暗くなっていてバーベキューの食材のイカが焼けたか確認できないまま生で食べてしまった（30代男性）
▽トイレから帰ってきて暗くて自分のテントが分からなくなり、人のテントを開けようとした（30代男性）
▽焚き火で暖を取っていたら、風向きが変わってお気に入りの上着に火の粉が飛んできて穴だらけになった（50代男性）
▽夕食用の豚汁を作っていた際に、鍋のそばにカエルをみかけた。追い払おうとしたら誤ってカエルが鍋の中に入ってしまい、すぐに取り出したが少し煮込んでしまった。私はその豚汁を食べることができなかったが仲間達は美味しそうに食べていた。罪悪感が酷く、皆の顔を見れなかった（50代男性）
さらに、「“失敗談”がある」と答えた276人に対して、「その失敗以降、キャンプ時に特に気を付けていることはありますか」と聞いたところ、74.6％の人が「気を付けていることがある」と回答し、以下のようなコメントが寄せられました。
▽手作り料理にこだわらない（50代女性）
▽あまり洗い物がでないよう、使い捨てのものにする（50代女性）
▽テントの設営方法をはじめ、道具の使い方をあらかじめネットで調べるようになった（30代男性）
▽準備は入念に、計画をキチンと立てたうえ、何度も確認する（60代女性）
▽火起こしはキャンプ等で経験があり得意な方に任す（40代男性）
▽飯盒でのご飯の炊き方を勉強しました（50代女性）
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最後に、「キャンプに行ったことのない」と答えた397人に対して、「キャンプに行ってみたいと思ったことはありますか」と聞いたところ、32.2％の人が「ある」と回答。
また、「行ってみたいと思ったことがある」と答えた128人に対して、「キャンプに行くにあたって、心配なことはありますか」と聞いたところ、55.5％の人が「心配なことがある」と答えています。
具体的には、「テントの設営の仕方が何も分からない。最悪寝られないのではと心配」（50代女性）、「料理がうまく出来ず失敗してしまいそう」（30代男性）、「火起こしで失敗してしまいそう」（30代男性）など、料理やテント設営に関するコメントが多く寄せられたそうです。
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【出典】
▽日本トレンドリサーチ／【飯関係多め？】31.9％が、キャンプでの失敗談が「ある」 どのような失敗が多い？
https://trend-research.jp/17860/
▽株式会社タナベスポーツ
https://www.tanabesports.com/c/camp-rental
