天真爛漫でいつもニコニコしている「犬くん」と、クールな「猫さま」を描いた漫画が話題です。兄弟のように仲良しの２匹は、ともに１３歳で亡くなっています。漫画を描いた「松本ひで吉（@hidekiccan）」さんにお話を聞きました。
松本さんが２匹との生活を描いた漫画「犬と猫どっちも飼ってると毎日たのしい」は、ツイッターに発表される人気漫画です。犬くんと猫さまがお空に行ってからも、「描きたいことがまだまだあるので」と、不定期にツイートされる漫画をファンは楽しみにしています。
そんななか、今回の漫画のような２頭身の２匹が描かれたのは、２回目。いつもと少し雰囲気が異なる２匹だけの世界に、前回に引き続きお空での様子を想像する人が多かったようです。
漫画は、いつものように笑顔の犬くんが、猫さまに「ねぇ、耳、はむはむしていい？」と聞くところから始まります。猫さまは表情を変えることなく、「断る」とスパッと返事。
そんなことで犬くんは諦めません。「犬の耳、はむはむしていいから」と交換条件を出しますが、もちろん「なおさら断る」と猫さまは拒否。そして、お昼寝することにしたようです。
寝ている猫さまの耳に釘付けの犬くん。もう我慢できません。猫さまの耳をカプ！！とくわえたと同時に、怒った猫さまに強烈猫パンチをお見舞いされちゃいました。
そして最後のコマは前回同様に、パンチされたのに楽しそうな犬くんが笑いながら、怒る猫さまを追いかける２匹らしい描写で終わっています。
「雲の上できっとこんな感じで遊んでるんだろうな〜」
「天国に行って、犬くんの自由度が上がってるwww」
「なんだろう。なんか涙でる」
「🌈二人とも元気にやってるかな☺️ だいすき」
「寂しいですね、会いたくなっちゃいますね…でもきっと元気にこうやって追いかけっこしてるんだろうなって思ったらやっぱりほっこりしちゃいます😊」
「我慢出来ないのが犬くんらしい、そしてナイスパンチの猫様。猫様、毎日犬くんに『ねこー！』って追い回されてそう。」
などとほっこりしながらも泣いてしまった、というコメントが寄せられて、８.８万の「いいね」がついています。
前回の取材で、お空の２匹を想像して描いたのではなく、「可愛いのを描いて自分が癒されたかったから」と答えられていた松本さんに、今回の漫画についてお話を聞きました。
──実際に、犬くんは猫さまの耳をはむはむするのが好きだったのですか？
実際に大好きでした。猫はうざったそうにしつつも反撃するほどではなく「はいはい」という顔をしておりました。
──我慢できないところが犬くんらしくて可愛いというコメントがたくさんありました。松本さんもそんなところが可愛いと感じますか？
遠慮がなくて我慢が苦手で、しつこい性格がかわいかったですね。おなかがパンパンになって動けなくなるまで食べたり、先のことを考えない感じがいいですよね。
──お腹パンパンの漫画もありましたね（笑）。かわいい２頭身漫画は、今後も続きますか？
まだわからないです。ふと思いついたら描くかもわかりません。エッセイを描くのも面白いですがキャラクター化した彼らを描くのも楽しいです。
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