生命保険に加入している60代女性 5人に3人が「保障内容を理解していない」

まいどなニュース情報部 まいどなニュース情報部

株式会社宝島社(東京都千代田区)が発行する60代女性向けファッション誌『素敵なあの人』は、全国の60代女性108人を対象に「60代女性の保険事情」についてアンケート調査を実施しました。その結果、約7割の人が「生命保険に加入」していることが分かりました。その一方で、加入している人のうち、約6割の人が「加入している生命保険の保障内容を理解していない」と回答したそうです。

調査は、2023年3月~4月の期間にインターネットで実施されました。

調査によると、「生命保険に加入している」と答えた人は全体の72.9%。また、「生命保険に加入している」と答えた人に、「加入したきっかけ」を教えてもらったところ、1位「当時は社会人になったら保険に入るのが当たり前だった」、2位「保険屋さんにすすめられて」、3位「知り合いのすすめ」といった回答が上位に並びました。

その一方で、59.8%の人が「加入している生命保険の保障内容を理解していない」(理解していたが忘れた:23.4%・理解していない部分がある:19.6%・わからない:16.8%)と回答しています。

また、30.9%の人が「保険を見直したい」と考えているものの、「生命保険選び」については、「種類が多くてよくわからない」(49.1%)、「保障内容を理解するのが難しい」(46.3%)、「必要保障額がわからない」(22.2%)などが上位に挙げられ、生命保険の複雑さに悩む人が多いことがうかがえたそうです。

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