株式会社ACIL(大阪府大阪市)が運営するキャリア・転職情報メディア『ポジサラ』は、このほど「向いている仕事に就くまでにかかった転職回数」についての調査を実施しました。その結果、「2回」「3回」などに回答が集まったそうです。
調査は、全国の20代以上の男女100人を対象として、2023年5月にインターネットで実施されました。回答者からのコメントは以下の通りです。
▽向いている仕事に就くまでにかかった転職回数
【1位:転職回数「2回」】
▽1社目で仕事に求めるものや得意不得意を考えて転職し、それから導かれたところで2社目にいく。1、2社目の経験を経て何が向いていて何をしたいか考えて転職するとうまくいった(女性30代)
▽仕事に就くまで、自分の得意分野、苦手分野をしっかり認識しておくこと。苦手なことをするのも仕事だということを忘れず、働かせてもらえるという感謝の気持ちと、ステップアップしていく為の努力を欠かさないこと(女性40代)
▽全て満足できる仕事はない、どこで妥協するかです。どうすればこの仕事が好きになるかを考えること。私の場合はそれ2回目で判断できました(男性50代)
▽入社してみないと分からない点が多いですが、面接官に遠慮なく聞いてみたり、場合によっては職場内を軽く見学させてもらうなどして雰囲気をつかむことは大切だと思います(男性40代)
【2位:転職回数「3回」】
▽色んな職場を体験して、職場の比較をすれば自分の力を発揮できる箇所が自ずと見えてくると思います(女性40代)
▽自分の興味のあること、好きなことを理解して、やりたい方向性を見つけたらそれに見合うスキルを身につけること。また、こんな人が苦手だったという人を思い浮かべ、もし同じような人がいたらどうしたらいい関係が築けるかシミュレーションしておく(女性30代)
▽飲食業も接客業も好きで働いていたが、客の入り具合によって長時間労働になることが多く、身体を壊してしまった。そこで、あまり残業のなさそうな職という視点で探し、最終的に病院給食に落ち着いた(女性30代)
▽自分が何に向いてるか、セミナーに通ったり講習会に参加した。様々な資格を挑戦したりしました。その中で自分がやりたい仕事と向いている仕事が異なることを発見したり、様々な経験もしました(男性40代)
【3位:転職回数「0回」】
▽就活中に給与や福利厚生ではなく会社がやりたいことや実現したい社会など”思い”の部分に自分が心から共感できるかが重要だと思ったから(男性20代)
▽向いている仕事につくまでに調査下調べをすることで転職はしなくても済みます。知人や人の紹介で出来るだけ多くの情報を集めることでズレは防止できます(男性30代)
▽最初はアルバイトで入っていたのですが、それが自分に向いていると直感的に感じ、そのまま正社員として雇って頂きました。以降は同じエンタメ業界で仕事をしております(女性40代)
【4位:転職回数「1回」】
▽1回はどこかで働くことで、自分の真の進路が見えると思います。若いうちにはなんでも初めてみて自分の可能性探しをして良いくらいに思ってやると良いです(男性30代)
▽最初の職種である程度キャリアをこなせば、見えてくると思うので、いやでも最初は3年はいた方がいい(男性40代)
▽1番初めの仕事についた時に、自己分析をしっかりと行い、自分に合った仕事が何かをはっきりとさせることです。経験上、学生の時に自分に合った仕事を見つけるのは不可能だと感じました。そのため、仕事をしてみて仕事とは何かがわかってから、向いている仕事を探すべきだと思います(男性20代)
【5位:転職回数「4回」】
▽似たような職種に敢えて就かない。同じ職場でも営業や事務など色々な仕事を経験する(男性30代)
▽ハローワークに行き「他人からのおすすめ」を素直に聞いたことで、向いてる仕事に出会いました(女性50代)
【同率5位:転職回数「5回以上」】
▽とりあえずやってみる。やってみて一定期間我慢して本気で頑張る。客観的な意見を転職エージェントや友人に聞いてアドバイスを受ける(転職回数6回/男性40代)
▽職場の雰囲気を面接の時に聞いたり、実際に職場を見せて貰ったりすることです(転職回数7回/女性30代)
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【出典】
▽キャリア・転職情報メディア『ポジサラ』
https://pojisara.com/