「仕事の生産性が低い」働く人の7割が実感…最も生産性を妨げているものは「会議」

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労働人口が減少している昨今、生産性を高めて効率的に仕事を行いたいと誰しもが考えており、政府も「生産性革命」を推進しています。タイムクラウド株式会社(東京都港区)は、仕事に就いている男女551 人(男性377人、女性174人)を対象に、「生産性に対する意識調査」を実施しました。それによると、約7割の人が仕事をしていて生産性が低いと感じる瞬間があると答えました。また、生産性を最も妨げているものは「会議」であることが分かったそうです。 

2023年3月にインターネットにて実施した調査で、年代の内訳は20代43人、30代85人、40代110人、50代220人、60代93人となっています。

仕事をしていて「生産性が低い」と感じる瞬間はあるか聞いたところ、「よくある」と回答した人は18.7%、「たまにある」と回答した人は50.2%となり、「ほとんどない」は24.4%、「まったくない」は6.7%となりました。

前述の質問で「よくある」「たまにある」と答えた人に、生産性が低いと感じる具体的な業務を聞いたところ、「会議」が40.1%と最も多くなりました。次いで多かったのが「資料作成」で36.5%となり、以下、「その他」(35.4%)、「連絡のやりとり」(35.1%)、「通勤時間」(25.7%)と続きました。

次に、生産性向上を阻む課題は何だと思うか聞いたところ、「組織の生産性の意識が低い」(30.9%)、「組織内のコミュニケーション不足」(30.3%)、「業務量が適正でない」(27.8%)、「業務の処理方法がアナログである」(27.6%)、「自身の能力不足」(22.9%)といった回答が上位に挙がりました。

続いて、ご自身の仕事の生産性を高める必要性を感じているか聞いたところ、「非常に感じている」は25.3%、「少し感じている」は49.6%、「あまり感じていない」は22.7%、「全く感じていない」は2.4%という結果に。

次に、前述の質問で「非常に感じている」「少し感じている」と答えた人に、自身の生産性向上のために講じている対策はあるか聞いたところ、50.8%の人が「ある」と答えました。

また、生産性を高めるために取り組んだことで有効だったものを聞いたところ、「コミュニケーションを増やしている」(48.7%)が最多となり、以下、「効率化のためのシステム・ツールを導入している」(39.7%)、「業務量を調整している」(34.0%)、「無駄な会議を削減する」(30.8%)、「議事録を残している」(21.8%)と続きました。

最後に、前述の質問で「システム・ツール導入」と答えた人に、具体的にどのようなものを導入したか聞いたところ、「Notion」(24.2%)、「Trello」(19.4%)、「Asana」(14.5%)、「TimeCrowd」(11.3%)といったツールを導入していることが分かりました。

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