2023.05.10(Wed)

一石五鳥！？キレイを追求する女子にもってこい　「月々500円」でエステやネイルが常時50％オフの“新アプリ”誕生

「ずっとキレイでいたい」と願う女子に心強いアプリが誕生した。大阪の大手モデル事務所が開発した「フィフティーカード」が5月5日から本格展開。予想通り評判になっている。月額500円でエステ、ネイル、美容院、飲食店など約1000店舗の指定サービスを、なんと50%オフで受けられるサブスクだ。一体、どんな仕組みなのか。

お得なアプリ「フィフティーカード」とは?

全国の女子が得する画期的なアプリ「フィフティーカード」が勢いよくスタートした。記念イベントが開かれたのは「GOGO」の縁起を担いで令和5年5月5日。ホテル日航大阪5階の大広間には1000人近い業界関係者が集い、モデルやインフルエンサーが花を添えた。

そうそう、会場中央に高く積み上げられた2体のシャンパンタワーには、それぞれ50本のシャンパンが注がれるという粋な演出。用意されたフルーツが5キロと、とことん「5」にこだわっていたのが印象的だった。

そのフィフティーカードは大阪にある大手モデル事務所「HYBRID　BANK」が手がけたもので、月額500円で毎回、指定された様々なサービスを受けられ、理想の自分を維持できるサブスクだ。担当者によると最初は所属モデルの福利厚生、生活サポートの一環として提供していた特典カードだったそう。それが発展し、今回のアプリ開発につながったという。

「キレイを追求する全国の女子を応援しようとの思いから生み出されたものなんです。会員になれば、約1000店舗のお店から様々なサービスを毎回50％オフで利用できます。キレイな自分を維持したいけれど、お金がかかる、と悩んでいた女子に活用していただくことで、キラキラした毎日を手に入れてほしいです」

所属の人気モデル「さっぴょん」も太鼓判

立ち上げメンバーの1人でセンター格のファッションモデル、本谷紗己さんもアプリの利点を強調した。

「メイクやエステにもっと時間とお金をかけたいけれど、わたしも含めて多くの方が理想と現実のギャップがあると思うんです。でも、このアプリを使えば月々、少ないお金で利用できるサービスがあるので、とても助かります。一方、お店側にとっても利用者さんが増えることでのメリットが生まれる。双方がウインウインの関係になれると思うんですよ」

そんな本谷さんは大学卒業後の2011年にデビュー。国内最大級のファッションイベント「東京ガールズコレクション」の準グランプリにも選ばれたほどの実績がある。それでいてデビュー以来、出身地の和歌山を拠点に活動。地元自治体から委嘱を受け、インスタなどのSNSを通じて溢れんばかりの”和歌山愛”を発信している。

登録名は「sappyon38」でインスタのフォロワー数は5万3000人超。公私ともに充実しているようで趣味の釣りや乗馬など、楽しそうな場面をアップしている。その一方でコロナ禍の影響もあってか、心境にも変化があったそうだ。

「ありがたいことにモデルとして、ほとんどの願い事は叶えられました。なので、今後はサポートする側に回れたらと思います」。だれかの役に立ちたい。困っている人の力になれたら。そんな思いが今回のアプリ立ち上げにつながったのかもしれない。

コロナ禍で集客が落ちた店舗と顧客をつなぐ

確かに、このフィフティーカードはサービスを提供する店側にもメリットがある。担当者が続けた。

「例えば、予約の空き時間に半額の売り上げでも構わないから少しでも売り上げを上げたいとか、新規顧客を獲得したいけれど、広告費はかけられないお店にとっていい話だと思います」

登録料や年間費も更新料など一切なしでフィフティーカードの専用アプリに、店舗情報が掲載できるとのこと。さらに、モデル事務所「ハイブリッドバンク」が運営していることからアプリ会員には現役のモデルやYouTuber、ライバー、インフルエンサーなど多数在籍しており、SNSなどを通じての拡散も期待できるというわけだ。