Z世代の2人に1人「賃金が下がったとしても週休3日にしたい」 「仕事のやりがいより生活重視」は約7割

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Z世代の5割強が「賃金が下がったとしても週休3日にしたい」と回答…。ビッグローブ株式会社(東京都品川区)が運営するインターネットサービスプロバイダーの『BIGLOBE』は、オウンドメディア『あしたメディア by BIGLOBE』上にてそんな調査結果を発表しました。また、約7割の人が「仕事のやりがいより生活重視したい」と回答したそうです。

調査は、全国の18~29歳の男女600人と、比較対象として全国の30~69歳の男女400人を対象に「若年層の働き方に関する意識調査」と題して、2023年3月にインターネットで実施されました。

調査の結果、18~24歳の54.8%が「賃金が下がったとしても週休3日にしたい」(あてはまる23.7%・ややあてはまる31.1%)と回答しました。これを年代別にみると、25~29歳は50.0%、30~60代は47.3%と、若い年代ほど「賃金が下がったとしても週休3日にしたい」という人が多いことが分かりました。

また、18〜24歳の67.2%が「仕事のやりがいよりも普段の生活を重視したい」(あてはまる30.6%・ややあてはまる36.6%)と回答。年代別では、25〜29歳は72.8%、30〜60代では72.0%となっています。

さらに、管理職については、18~24歳の39.1%が「管理職になりたい」と回答し、これを年代別でみると、25~29歳は35.2%、30~60代は22.8%となり、若い世代の方が「管理職になりたい」と思っている人が多いことが分かりました。

次に、「柔軟な雇用形態の推進は少子化対策に有効だと思いますか」と聞いたところ、18~24歳の73.8%が「有効だと思う」(思う32.9%・やや思う40.9%)と回答。

一方、「有効だと思わない」と答えた割合は、18~24歳は26.3%、25~29歳は32.8%、30~60代が23.5%と、30代以上に比べ、10代や20代の若年層の方が多くなっていました。

最後に、「AI(ChatGPTなど)の仕事への関与」について、「良いと思う」と答えた割合をみると、18~24歳は76.6%(良いと思う24.6%・やや良いと思う52.0%)、25~29歳は76.8%(良いと思う19.2%・やや良いと思う57.6%)、30~60代で75.5%(良いと思う14.5%・やや良いと思う61.0%)と、幅広い年代で肯定的に捉えていることがうかがえました。

また、「AI(ChatGPTなど)が仕事に関与することが良いことだと思う理由」としては、「仕事が効率化されるから」(18~24歳72.0%・25~29歳75.5%・30~60代77.8%)、「自身が苦手なところを補ってくれるから」(同52.6%・同43.8%・同48.0%)などが上位に挙げられました。

一方、「AI(ChatGPTなど)が仕事に関与することが悪いことだと思う理由」としては、「仕事が奪われる可能性があるから」(18~24歳47.6%・25~29歳43.1%・30~60代38.8%)、「仕事をさぼる人がいるかもしれないから」(同45.1%・同41.4%・同32.7%)などが上位を占めたほか、30~60代の52.0%が「まだ人間ほどのレベルには達していないから」と答えたそうです。

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