ドライブ途中の休憩に欠かせないサービスエリア・パーキングエリア。近年ではまるでショッピングモールやテーマパークのように進化し、旅の目的地として注目を集めています。株式会社リクルート(東京都千代田区)が発行する旅行情報誌『じゃらん』が、2023年1月に全国の20~50代の男女1053人を対象として、一日楽しめそうだと思うサービスエリア・パーキングエリアを3つまで選んでもらったところ、高速道路からも一般道からも利用できるハイウェイオアシスを併設する伊勢湾岸自動車道の「刈谷PA(上り・下り)」が選ばれました。そのほかの上位の結果は以下の通りです。
▽1日遊べるSA・PAランキング
【1位:刈谷PA(上り・下り)/伊勢湾岸自動車道】
高速道路からも一般道からも利用できるハイウェイオアシスを併設。東海の名物グルメはもちろん、観覧車、噴水、メリーゴーランドなどを備えた公園に温泉施設もあり、遠方からの観光客だけでなく地元の人にも人気のスポット。オープン当初から話題の「デラックストイレ」は2022年4月にエレガントな古代ヨーロッパスタイルにリニューアルしています。
【2位:川島PA(下り)/東海北陸自動車道】
大きな観覧車が目印のオアシスパークがあり、水遊びができる広場やすべり台、ブランコなどの遊具、巨大迷路があります。手ぶらBBQも楽しめる。岐阜の名産やグルメも充実し、季節の花々が咲く「木曽川水園」の散策はドライブ途中の気分転換にぴったりです。
【3位:EXPASA富士川(上り)/東名高速道路】
名物の大観覧車からは富士山、駿河湾のパノラマビューを堪能できます。足元まで透明のシースルーゴンドラは、まるで空中に浮かんでいるような感覚に。また、夜の観覧車イルミネーションも見逃せません。「道の駅富士川楽座」を併設し、無料展望ラウンジからも富士山が眺められます。
【4位:淡路SA(上り・下り)/神戸淡路鳴門自動車道】
淡路島のランドマークともいえるサービスエリア。特大観覧車は約15分の空中散歩を楽しめ、明石海峡大橋などが一望できる絶景のビューポイントです。隣接のハイウェイオアシスには、海の幸やご当地の名物が揃い、淡路の花畑をイメージした山裾に広がる花の谷など、あそび場が充実しています。
【5位:那須高原SA(上り)/東北自動車道】
リゾート感あふれる那須高原のサービスエリア。シンボルは“乗る・遊ぶ・食べる”を体感できるトロリーバスです。木立に囲まれた遊歩道もあり、那須連山を眺めながら散策すれば森林浴もできます。
【同率5位:藤岡PA(上り)/上信越自動車道】
併設されている「道の駅ららん藤岡」にはミニ遊園地「メルヘンプラザ」があり、可愛い観覧車やメリーゴーランド、コイン遊具がキッズに大人気です。そのほか、農産物の直売所などもあり、多彩なグルメやショップを楽しみながら家族でゆっくり遊ぶことができます。
【7位:EXPASA多賀(下り)/名神高速道路】
中央館・北館・南館からなる大型サービスエリア。ショッピングやグルメも充実し、コインシャワーやコインランドリーも備えています。併設されるハイウェイホテルにある大浴場やサウナなどは、日帰り利用も可能。タオルのレンタルやアメニティもあるので、手ぶらでも利用できます。
【8位:羽生PA(上り)/東北自動車道】
池波正太郎原作の『鬼平犯科帳』の江戸の街並みを再現した、別名「鬼平江戸処」は、まるで江戸のテーマパークです。柱の刀傷などでよりリアルに、館内も音と光のコラボで朝昼晩を表現し、街並みや店など世界観を忠実に再現しているほか、小説に登場するグルメを楽しむこともできます。
【9位:金立SA(上り・下り)/長崎自動車道】
佐賀の銘菓を中心に豊富な商品が揃うサービスエリアにはドッグランも併設。徒歩で往来できる「金立公園」には豊かな自然がたっぷり。徐福伝説にちなんだ「徐福長寿館」には、約300種の薬草や薬木が植栽された「薬用植物園」があるほか、コスモス園や遊具なども充実しています。
【10位:吉野川SA(上り・下り)/徳島自動車道】
隣接するハイウェイオアシスには「美濃田の湯」があり、露天風呂では悠々と流れる清流吉野川を眺めながらリフレッシュできます。四国のお土産やグルメが揃い、2022年4月にはテレワークオフィスがオープンするなど、新たな複合施設として注目されています。
※紹介している内容は2023年3月31日時点の情報です
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【出典】
▽じゃらん/1日遊べるSA・PAランキング
https://www.jalan.net/news/article/718037/