見た目ほぼ同じ「キムワイプ」とティシューって何が違う? 誰もが一度は抱く疑問 「シャキーンとへにゃ~」「バイト先で重宝」

中将 タカノリ 中将 タカノリ

キムワイプとティシューの違いがTwitter上で大きな注目を集めている。

きっかけになったのはキムワイプ公式Twitterアカウント(@kimwipes_crecia)がユーザーからの「キムワイプってティシューじゃないの」という声に反応して投稿した画像ツイート。

キムワイプと言えば日本製紙クレシアがアメリカの製紙会社キンバリー・クラークと提携して製造している紙製ウエス。製品としての形状は極めてティシューに近しいのだが、公式アカウントが投稿したティシュー「クリネックス」との比較画像を見ると、たしかに違いが見えてくる…気がする。

今回の投稿に対し、SNSユーザー達からは

「イヤホンの端子とかに接点復活剤使う時、間違えると面倒だから並べたくない…。(笑)」
「キムワイフはシャキーンっとしてる。ティッシュはへにゃ〜っとなってる。」
「アルバイト先で重宝してました。ホントにいいんですよね、これ。液晶パネルを拭いても毛羽立ちなし!」
「間違えて逆を使うと・・・((((;゚Д゚)))))))」

などさまざまな声が寄せられている。

担当者に聞いた

アカウントの担当者に話を聞いた。

ーーキムワイプの製品としての特徴をお聞かせください。

担当者:キムワイプは一言でいうと、「ザラっとしていてかたい、拭き取り性に特化したティシューのような紙ワイパー」です。キムワイプは毛羽立ちや紙粉が少なく、拭き取り後も繊維が目立たず、独自のクレープ加工により、優れた拭き取り性を実現しています。いずれも、木材繊維(パルプ)から作られていますが、キムワイプとティシューペーパーの一番の違いは、原材料です。キムワイプは、拭き取ることに特化した厳選された木材繊維を使用しているのに対して、ティシューペーパーは、やわらかな肌触りを重視した木材繊維を使用しています。拭き取った後にチリや毛羽が出にくいのはこの原材料の違いによるものです。

ーーどういった経緯で誕生したのでしょうか?

担当者:日本製紙クレシア株式会社の技術提携先であるアメリカのキンバリー・クラーク社が第二次世界大戦中に光学レンズの拭き取りの製品を開発したのが始まりでした。日本では1969年に「キムワイプS-200」を発売。国内ほとんどの研究室、実験室、工場、病院において愛用されており、紙ワイパー、産業用ワイパーとして世の中に定着しています。

ーー投稿の反響へのご感想をお聞かせください。

担当者:「キムワイプってティシューと何が違うの?」これはキムワイプ初体験のときに多くの方が抱く疑問です。この誰しもが通った疑問に、キムワイプユーザーや過去にキムワイプを使用していただいた方が懐かしむように反応してくださったのかなと思います。キムワイプを愛用してくださっている方が、キムワイプ初心者の方に対して寄り添う構造がなんとも嬉しいです 。

ーー長年のファンの存在はうれしいですね。

担当者:今回画像で使用しているクリネックスティシューに限らず、バス、電車、建物、靴下などキムワイプの特徴的な2色の緑色に似たようなものを見かけると「キムワイプっぽい」とTwitterで報告してくださっています 。今回のクリネックスティシューが色もキムワイプカラーだったため 、また、同じ日本製紙クレシアの商品であるということで多くの方の目に触れるきっかけになったのかなと思います。キムワイプユーザーなら、ティシューは迷わずクリネックスティシューをご購入いただけると嬉しいです!

◇ ◇

読者のみなさんはキムワイプを使ったことがあるだろうか?業務的な用途に使われるイメージがあるが、晩酌前のビールグラス拭きにもうってつけのキムワイプ。ご興味ある方はぜひ一度お試しいただきたい。

キムワイプ関連情報
公式Twitterアカウント:https://twitter.com/kimwipes_crecia
キムワイプLINEスタンプ3種発売中:https://store.line.me/ stickershop/author/514762/ja

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