2023年の春はどのようなメディア化作品が注目されているのでしょうか。株式会社BookLive（東京都港区）が、同社運営の総合電子書籍ストア『ブックライブ』において、全国のブックライブ会員2597人を対象に「春の映像化作品 注目度アンケート」を実施したところ、この4月から「刀鍛冶の里編」の放送が始まった『鬼滅の刃』が1位となりました。
調査は2023年3月にインターネットで実施されました。
「2023年春のメディア化注目度ランキング」の1位は『鬼滅の刃』（アニメ化）が獲得しました。以下、2位『名探偵コナン』（映画化）、3位『岸辺露伴は動かない』（映画化）、4位『あなたがしてくれなくても』、5位『山田くんとLv999の恋をする』（アニメ化）、6位『【推しの子】』（映画化）、7位『Dr.STONE』（アニメ化）、8位『ゴールデンカムイ』（アニメ化）、9位『教場』（アニメ化）、10位『魔法使いの嫁』（アニメ化）が続いています。
『鬼滅の刃』は人食いの鬼を倒す「鬼殺隊」となった少年・竈門炭治郎が、鬼になった妹を人間に戻そうと戦う和風ダークファンタジー。原作の漫画は「週刊少年ジャンプ」にて2016年から2020年まで4年の連載を経て完結した大人気コミックです。
2020年10月には劇場版「鬼滅の刃」無限列車編を上映。興行収入は400億円を突破し日本歴代興行収入第1位を記録、社会現象となりました。TVアニメ『鬼滅の刃 刀鍛冶の里編』は2023年4月9日より放送されています。
回答者からは、「映像の美しさも含めて楽しみ」「躍動感のある戦闘シーンがどう表現されるか楽しみ」といったコメントが寄せられています。
◇ ◇
そのほかの注目作品として、同社は3位に入った『岸辺露伴は動かない』を紹介。荒木飛呂彦氏の大人気コミック『ジョジョの奇妙な冒険』から生まれたスピンオフ傑作で、2023年5月26日より全国公開予定の映画『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』は、日本国内だけでなくフランス・パリでも撮影が行われ、話題を呼んでいます。
回答者からは、「高橋一生の露伴先生は最強」「細部にまでこだわりのつまった新たな衣装も注目」といったコメントが寄せられました。
また、4位に入った夫婦のタブーに切り込んだ禁断の恋愛マンガ『あなたがしてくれなくても』も紹介。2023年4月13日より放送されており、フジテレビ連ドラ初主演の奈緒さんをはじめ、岩田剛典さん、田中みな実さん、永山瑛太さんといったそうそうたる豪華キャストが集結した実写ドラマ化が話題となっています。
回答者からは、「ドラマでどこまでのストーリー展開になるのか興味をそそられます」「あの何とも言えない焦れったさをどう表現するのか楽しみ」といったコメントが寄せられました。
◇ ◇
【出典】
▽総合電子書籍ストア「ブックライブ」調べ／2023年春注目のおすすめメディア化作品
https://booklive.jp/feature/index/id/media
