「円安が訪日のきっかけになっている」7割超…中国20代から40代男女への訪日調査

まいどなニュース情報部 まいどなニュース情報部

訪日経験があったり、訪日を予定している中国の20代から40代の男女300人に調査したところ、7割超の人が「円安が訪日へのきっかけになっている」と回答したそうです。また訪日で楽しみなこととして、「自然・景勝地観光」「日本食を食べる・日本の酒を飲む」などに回答が集まったそうです

株式会社アスマーク(東京都渋谷区東)が2022年12月に行ったインターネットで実施された「訪日(旅行)外国人に関する調査」で、このほど結果が公表されました。

まず、「訪日経験」について調査をしたところ、「訪問したことはないが、今後する予定がある」(27.2%)が最多となった一方で、「これまでに日本を訪れたことがある」と答えた人を合わせると59.9%となりました。

半年以内の訪日経験者を性年代別でみると、どの年代も3割未満であったのに対して、「女性40代」のみ34.7%と3割を超えており、直近の旅行者が多い傾向がみられました。

続いて、「日本を訪問したことはないが、今後する予定がある」と回答した169人に、「日本を訪問する時期はいつごろの予定ですか」と聞いたところ、「半年以内」(23.7%)、「1年以内」(19.5%)など、半数以上の人が1年以内の訪日を予定していることが分かりました。

次に、全回答者に対して、「円安による訪日への影響」について聞いたところ、73.3%の人が「円安が訪日へのきっかけになっている」と回答。また、そのうちの26.0%が「とてもなっている」と答えています。性年代別でみると、特に「男性30代」が82.0%と、他の年代に比べて「きっかけになっている」割合が高くなっていました。

最後に、「訪日で楽しみにしていた(している)こと」を教えてもらったところ、「自然・景勝地観光」(92.6%)、「日本食を食べる・日本の酒を飲む」(87.4%)、「ショッピング」(86.4%)、「温泉入浴」(86.0%)などが上位に挙げられました。

その一方で、「治療・健診」(50.0%)、「スポーツ(観戦を含む)」(47.4%)は他の項目よりも低く、あまり魅力に感じられていないことがうかがえたそうです。

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