裁縫が苦手な妻「入園グッズ」買おうかな→「親は俺だから」と夫が奮闘 「爪の垢を旦那に」「少子化対策のヒント」

宮前 晶子 宮前 晶子

「「親は俺だから」とミシンを買って説明書と睨めっこしながら夜な夜な入園グッズを作る夫の姿がとても愛おしいから見て」

今春入園となったかわいい息子のために、お父さんが夜なべして入園グッズづくり。メルヘン工房たるちゃん(3y)さん(@gangs_taruchan 以下たるちゃん)が夫の奮闘ぶりを写真とともにTwitterで報告したところ、さまざまな意見が寄せられました。

「うちの夫も作りました」と名乗りを挙げるリプ、
「子供と奥様思いのいい旦那様と 結婚出来て幸せ」
「かっこいい」「その爪の垢!!!!うちの旦那の口の中に放り込みたい」
「良いなぁ、しあわせってこう言うこと」
「日本人男性の育児姿勢、本当全員こうなってホシイ」
「少子化対策のヒントはこのお父さんの姿だよお」
と夫やたるちゃんファミリーを称賛する声が続出。

「小学生の頃、お母さんが袋を作ってくれてお父さんが名前書いてくれた。今でも大切に持っています。当時も嬉しかった」と子ども目線で語る人もいれば、やはり準備は大変なため「私なんて時間たくさんあったのに手作りせずネットで買っちゃいました…」という声もありました。

入園グッズ制作への思いなどをたるちゃんご夫妻に聞きました。

子どもを想う時間を夫婦で共有した時間

今週は各地で入園式・入学式が行われています。晴れやかな式が終わると、いよいよ通園・通学がスタート。上靴入れや給食グッズを入れる巾着袋など大小さまざまなバッグが必要なシーズンでもあります。たるちゃんは当初、これらを既製品で用意しようと考えていました。

しかし、夫が自分で作りたいと宣言。「子供の頃、父親が手縫いで破けたぬいぐるみを直してくれたのを見て、かっこいいなと思っていたので。でも、妻は裁縫が苦手と言っていました。それなら、親は俺なので自分がやろうと思ったわけです」とその理由を教えてくれました。

夫が手掛けたのは上履き入れ、体操袋、手提げ鞄、ゼッケン縫い付け。たるちゃんも「夫のやる気に感化されて一つは自分で作りました」。「ミシンを触るのは高校の授業以来。ほぼ初めて触るようなものでした。苦心した点は、しいていうなら糸が絡まった時」と夫が言えば、たるちゃんも「裏地の縫い付けが大変でした。あとミシンも使い慣れてないのでかなり疲れました(笑)」。

夫がミシン、たるちゃんがアイロンテプラで印刷と名前付けという分業体制で、毎晩少しずつ作業を進めたので完成までに要した時間は不明だそうですが、完成した時は「達成感オブ達成感でした」。夫は「案外できるもんだなと思った!!」。

入園グッズを作っているこの時間を「2人が同じ気持ちで子どもを想ってると感じられて嬉しかったです」とたるちゃん。「自分が出来ないことを自然と補ってくれるパートナー、素敵です。全く出来なくてもやりたいという気持ちがあれば出来るんだなと思いました!」ともつぶやいています。

出来上がった入園グッズ一式はまだ披露していない(取材時点)とのことですが、布選びは息子さんも参加。夫婦で取り組んだ時間も入園グッズを目にした瞬間の息子さんのリアクションも、家族の大切な思い出になることでしょう。

■メルヘン工房たるちゃん(3y)さん @gangs_taruchan

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