「夫はなぜかお使いを頼むと必ず電話をかけてきて、“〇〇ってどこにある?”と聞いてくる。その都度“店員さんに聞いたら?”と返して終わる。案の定昨日もかかってきたんやけど、長女がスプラしながら“ママ、もうその電話には出なくていいよ”と真顔で言ってきて声出して笑った。(中略)今度はちゃんと店員さんに聞こうね」
夫のおつかいあるあるを披露したまめさん(@daizuga_suki)。「私的に、夫は私の事が好きすぎて私の声が聞きたくてわざわざ電話かけてきてるんだろうなと思ってるし、娘にもそう伝えてるし、夫自身も“またかけちゃったΣ(ノ≧ڡ≦) ”みたいな感じではあるので、なんというか、微笑ましい夫婦エピソードと思って頂ければ幸いなのでございます。無理か」とフォロー。
そんな「いつものこと」とつぶやく夫さんのおつかい事情、大人なアドバイスをする長女さんについて、詳細を聞きました。
おつかい番組に出るちびっこより、おつかい下手かも
――おつかいの度に電話してくるそうですが、どんなことを聞いてくるのですか?
「“天かすってどの辺にある?”と聞いてくる時もあれば、商品確認のために電話してくる時もあります。あと、価格に関して “牛乳198円だけど、これって安いかな。あっ、卵は今日特売だ”などと実況してくることもありますね」
――ツイートした日はどんな質問を?
「あの日は、ホワイトボード用のペンを頼んだんです。そしたらダイソーから電話をかけてきて、“水性ペンならあったけどこれでいい?”。“いや、ホワイトボード用を売ってるよ。店員さんに聞いて”と答えると、“あー、はいはーい。わかりました”って感じでした」
――“このやり取り、毎度になってるよ”と伝えたことは?
「あります。夫や子供たちとテレビで『はじめてのおつかい』を見ることもあるので、“この前、テレビに出ていた子は3歳なのにちゃんと聞けてたよ...? 私に聞くより店員さんに聞いた方が早いってわかるよね?”と、突っ込んで話したこともあるんですけどね…」
――それで、「夫は私の事が好きすぎて私の声が聞きたくてわざわざ電話かけてきてるんだろう」とつぶやいているんですね!
「長年Twitterをしてて、夫のこういうエピソードは炎上しやすいというか、“こんな夫じゃなくてよかった” “バカ夫やな”などの引用やリプがつきやすいなぁと感じていたので、先手を打った感じではあります。私の最初のツイートだけでは客観的に見て、微笑ましいエピに見えないのは重々承知しておりましたので」
――それにしても、長女さん、しっかりしています。
「以前、夫が電話で天かすの在処を聞いてきたことがあり、その電話を切った後、横で聞いていた長女(取材時、小学6年生)が“さっきの電話なんやったん?”と聞いてきたんです。私が“天かすどこ?やってさ(笑)”と答えたら、“パパ、やばいな”と言い放ちまして。
最近、小2の次女がおつかいデビューしたのですが、次女はなんでも店員さんに聞けるんです。おそらく次女がおつかいを成し遂げた数日後に、夫がこんな電話をかけてきたので、長女も呆れたのかなぁと。このひとことが面白くて、ツイートしてしまいました」
――こういう夫婦間のやり取りって、“毎回同じこと言わせないでよ!”などとケンカに発展することもありますが、まめさんのおおらかさで絶妙に回避しているなと感じます。
「確かに、指示待ち・指示求め、多いです。週末の家事分担や子供の世話に関してすべて聞いてきます。ちょっと意識が変わって欲しいとは思いますね。とはいえ、家や家族に関する決めごとや大きな買い物、例えば家具の購入、保険や学校のことは夫に丸投げで決めてもらうことも。そこはどっこいどっこいな感じです」
さて、次のおつかいでは電話がかかってくるのか? いつまで、このやり取りを続けるのか? 長女、次女、さらに三女はどう出るか? 続報を期待しています!
■まめさん @daizuga_suki