「子供が学校帰りに子猫を拾っちゃう、というありがちなイベントが発生して突然家族が増えました 名前はまだない...」
お子さんが帰宅途中に拾った、小さな子猫の写真が「X」で大きく注目を集めました。
「体温維持が重要な時期かと思います 暖かい室内で過ごせてラッキーなコですね~ 優しさにこちらも勝手に感謝致します」
「お猫様に選ばれましたか。 縁起が良いですね。」
「家族として迎えて下さってありがとうございます大事にしてあげてくださいね」
「優しい世界」
「吾輩は、ネコである。名前は、まだない。食と住と家族ができて、良かったね!」
投稿を見た人からは、まだあまりにも小さいその姿を気づかう声が多数寄せられました。
投稿主である増永元さん(@masunaga_gen)は生物系の作品を作るガラス作家で、以前「まいどなニュース」でも「イカスミ専用ガラスペン」や水中世界をガラス玉の中に閉じ込めたかのようなトンボ玉作品「金魚玉」などの作品をご紹介したこともあります。増永さんのお家には現在2匹の猫さんたちが暮らしており、そこに今回話題になった子猫を迎え入れることになったのだそう。
投稿へのたくさんのコメントに「いいね沢山頂いてびっくりです アドバイスや温かいコメントありがとうございます! 全然返信できなくてすみません」とリプライで感謝の気持ちをのべていた増永さんに子猫ちゃんのその後をお聞きしました。
「この子猫をどうしても飼いたい」
――実際に子猫を見た時のご自身のお気持ちはいかがでしたか?
学校から帰ってきた息子が玄関前で困った感じで立ってて、その足元を見たらかなり小さな子猫がいたんです。必死に鳴きながらヨロヨロついてきたそうで…。
ありがちな事とは思ってはいましたが、実際に突然起こってしまうと「どうしよう!」ってなって困りました。
――「お迎えしよう」と決意するまでの経緯は?
歩けて歯も生えているのに産まれたばかりくらいの体重(150g)しかなかったので、すぐに保護することにしましたが、最初は里親を探すつもりでした。でも娘がこの子猫をどうしても飼いたいと言い出して、すでにうちには猫が2匹いるけどもう1匹くらいなら大丈夫だろうと判断してお迎えすることに決めました。
命名の由来は
――「名前は『ヂル』ちゃんに決定っ」とポストなさっていました。可愛いお名前の由来は?
うちの猫たちは初代が「ダリ」、今飼ってるのが「ガラ」と「グリ」という名前なのですが、子供がうちの猫の名前は「濁音+ラ行」という共通点を見つけてしまって最終的に「ヂル」に決まりました。後ろ姿が以前飼っていたダリちゃんの小さい頃によく似てるので、ダリから一文字ずつ下にずらして「ヂル」です(なのでジルではなくヂル)。性別はオスで保護した時が生後3週間程度らしいので今は6週目くらいだと思います。
先住猫さんたちとも馴染みました
――先住猫たちは少しずつ子猫の存在に慣れてきたそうですね。その後、いかがですか?
もう先住猫のガラやグリとも馴染んだようで普通に仲良く一緒に暮らしてます。ヂルのテンションが高すぎるとガラとグリは高いところに避難しちゃいますけど(笑)。
さらに「元気に暴れて家族全員に絡んでは疲れて寝る、を繰り返して毎日を過ごしているヂルちゃんです」(増永さん)と、小さなヂルちゃんがご家族になじみ、楽しく過ごしている様子を話してくれました。これからどんどん大きくなっていく様子を見守りたいですね。