「壊れたら買い換えよう…」と思い続けて40年 謎メーカーの炊飯器「死ぬまで使いたい」

渡辺 陽 渡辺 陽

普通に使っていてもある日突然壊れてしまう家電。修理に来てもらおうと思っても、修理代も高いので買い替えになることも。ところが、信じられないくらい長寿の家電があるそうです。

「壊れたら買い換えようと思ってる炊飯器。そう思い始めてもう35年になります。姉の代から使ってるから、買ったの39年前です。壊れん…。壊れる日はくるのでしょうか。Nationalという謎のメーカーです」と画像を投稿したのは、大野 和寿 OHNO,Kazuhisaさん(@Notchy_man)。

この炊飯器は、なんと今年で40歳になるそうです!

大野 和寿 OHNO,Kazuhisaさんにお話を聞きました。

ーーお姉様から譲り受けられたのですか。

「はい。姉が1983年に和光大学の生協で買ったのを、1987年4月に譲り受けました」

ーー熱源は?
「ガスではなく、電気です」

ーー真ん中のボタンを押すと炊飯できるのですか。

「真ん中のボタンを下げると赤いランプが点きます。炊き上がるとボタンがもとの位置に上がりランプが消えます。普通炊飯しかできませんが、うまく炊けますよ」
ーーかなり大きなおかまですよね。
「最大五合炊きです。最小だと一合から炊けます」

ーー愛着が湧きますか。

「確かに愛着はあります。もうこうなったら死ぬまで使いたいです。とはいえ、最新のコンピュータ制御の高級釜仕立ての電気炊飯ジャーも、欲しいのは欲しいです。でも、壊れないとどうにも買い替える気は起きません。本当に壊れたら、ちょっと悲しいと思います。壊れない限りずっと使います」

リプ欄には、

「祖母宅にありました!こちらパロマという謎のブランドです」

「祖母の家にあるナショナル掃除機も現役です〜あと、1989年製ナショナルエオリア、1970年代のナショナルスチームアイロンも現役です〜!」

「うちの冷蔵庫も30年使っいてますが、壊れる兆しがありません。Nationalという謎のメーカーです」

というリプライが続々と届き、「いいね」は13.4万件にもなりました!

歴史が刻まれている家電。買い換えればいいというものでもないのですね。

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