ゴルフで休憩するタイミングは?過ごし方のポイントも徹底解説

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ゴルフは1ラウンド18ホールあり、一度のプレーにほぼ1日がかりで取り組むことになるスポーツです。ただし、日本では途中に「ハーフ休憩」として一時休憩の時間が設けられていることが多く、休憩時間の過ごし方によっては後半のプレーに大きな影響を及ぼしかねません。

そこで今回は、ゴルフのラウンドで休憩をするタイミングや、休憩時間の過ごし方、注意点などを解説します。


ゴルフで休憩をとるタイミングは?

ゴルフのラウンドでは、全18ホールのうち前半の9ホールが終わると、「ハーフ休憩」として一時的な休憩時間が設けられることが一般的です。そして多くの場合、この休憩時間にはクラブハウスのレストランで昼食をとります。クラブハウスのレストランでは、定食や麺類のほか、バイキングや郷土料理など趣向を凝らしたメニューが提供されていることもあります。

自然に囲まれた中でのプレーはもちろん、休憩時間に仲間との食事や談笑が楽しめる点もラウンドの魅力の一つといえるでしょう。

■休憩をとらない「スループレー」「ハーフプレー」

ゴルフのラウンドでは、休憩を取らずに18ホールを一気に回りきる「スループレー」や、通常の半分のホールしか回らない「ハーフプレー」というスタイルもあります。

通常のラウンドでは日中のほとんどをゴルフ場で過ごすことになりますが、スループレーやハーフプレーの場合は、午後の時間、あるいは午前の時間をゴルフ以外のことに使うことができます。例えばスループレーの場合、午前中の一般的なスタート時間にスタートしたとしても12時~14時頃にはホールアウトが可能です。

夕方の渋滞に巻き込まれたくない人や、集中力が切れやすく一気にプレーしたい人にとってはスループレーやハーフプレーの方が好都合なこともあります。また、昼食をとらない分、利用料金を抑えることもできるでしょう。

■海外ではスループレーが一般的

日本では、スループレーを基本として営業しているゴルフ場はほぼありません。一方、北海道と沖縄では、気候の関係でゴルフ場がクローズになる時期もあるため、より多くの人がスムーズにラウンドを楽しめるよう、スループレーが基本となっています。

また、海外でもスループレーが一般的です。途中休憩をするためのお店も設置されていないコースがほとんどです。スタート前に軽食をとっておき、必要であればコース内の売店や販売カートで軽食やドリンクを購入するというスタイルとなります。


ゴルフの休憩時間はどう過ごす?

日本独自の文化ともいえるゴルフの休憩時間。同伴者と一緒にクラブハウスの食事や会話を楽しむ以外にも過ごし方はあります。後半のプレーをより充実したものにするためにも、次のような過ごし方も取り入れてみてはいかがでしょうか。

■後半のプレーの戦略を練る

休憩中に前半のプレーを振り返り、後半にはどのような戦略でプレーするか計画をするというのも一つの手です。一旦頭の中を整理し、イメージトレーニングをすることで落ち着いて後半のプレーに臨むことができます。同伴者と一緒に前半の反省会をしたり、アドバイスを受けたりするのもよいでしょう。

■パターなどの練習をする

休憩時間にゆとりがある場合は、練習グリーンでパットやアプローチの練習をするのもよいでしょう。特にアプローチは、グリーンの傾斜や芝目など、実際のゴルフ場でしか学べないことが多いものです。ゴルフ場にある練習場で少し練習をしたり、周辺を軽く散歩したりするのも後半のプレーへのウォーミングアップとなりおすすめです。

■着替えや化粧直しをする

雨の日や汗を多くかいている場合は、休憩時間を利用して着替えをしておきましょう。レストランでオーダーしたものがすぐに届くとは限らないため、先にオーダーをしておき、待ち時間に着替えをしておくとさっぱりした状態でその後の時間が過ごせます。また、化粧直しや日焼け止めの塗り直しなどが必要な場合も、ランチを早めに切り上げるなど工夫を行い、休憩時間内で済ませるようにしましょう。


ゴルフの休憩時間の注意点

ゴルフの休憩時間の過ごし方は基本的に自由ですが、次の点には注意が必要です。

■休憩時間はその日によって異なる

一般的にゴルフの休憩時間は1時間前後であることが多いですが、休憩時間はその日ゴルフ場を利用する組のラウンドの進行具合によって異なることが少なくありません。その組の進行が早ければ休憩を長く、進行が遅ければ休憩を短くすることで時間を調整します。

予約の多いオンシーズンの土日は休憩時間が1時間を超えるケースも少なくありません。そんなときは時間を持て余すのではなく、後半に備えて休憩時間内にできることをして過ごしましょう。

■食べ過ぎや飲みすぎには注意する

クラブハウスのレストランではそこでしか味わえないような美味しい料理が提供されていることも少なくありません。しかし、満腹になるまで食べてしまうと、消化のためにエネルギーが使われてしまい、集中力が落ちるなどベストパフォーマンスの妨げとなります。

よりよいスコアを目指すのであれば、食事のとりすぎには注意しましょう。休憩時間でのアルコール摂取も控えておきたいところです。後半のプレー中に空腹を感じたら、チョコレートやバナナなどでエネルギー補給をするのもよいでしょう。


休憩時間を有効活用しよう

ゴルフ場の休憩時間はその日によって長さがさまざまです。休憩時間が長いときは練習やウォーミングアップをする、短いときは食事を軽いもので済ませるなど、その日の休憩時間の長さによって過ごし方を調節することが大切です。休憩時間を有効活用し、調子が狂うことのないよう気をつけましょう。

ゴルフの休憩時間には、その日のゴルフ場の天気もチェックしておきたいところです。「tenki.jp」の「全国のゴルフ場の天気」では、全国各地のゴルフ場の天気をピンポイントで確認できます。1時間ごとの風向きや風速もチェックできますので、午後からのプレーの計画にもぜひご活用ください。

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