雪に埋もれた白いシカの置物…じゃなかった 写真家が撮った動画 「オブジェかと思った」「モシャモシャw」 この後どうなった

門倉 早希 門倉 早希

北海道在住の写真家・安彦 嘉浩(@yoshihiro_abiko)さんの投稿がツイッターで話題です。

「置物かと思ったら…」と投稿された動画。積もった雪のなかに鹿の置物…と思ったら動いた!? 座りながら口をもぐもぐ。なんと置物ではなく、本物の野生のエゾシカだったようです。「モシャモシャᴡ」「オブジェかと思った」とツイッター上で話題になり、動画は100万回再生、5万いいねがつくほどの大反響となりました。

撮影した安彦さんは、壮大な自然に魅了されたことをきっかけに北海道に移住。ツイッターやインスタグラムには自然や動物の写真を数多く投稿しています。そんななかで投稿されたのがエゾシカの動画でした。

当時の状況を投稿者に聞いた

ーー動画に映っているのはエゾシカですか。

「はい、そうです。当日は暴風雪の1日だったこともあり、短時間であの状態になりました」

ーー北海道では野生動物が日常的に?

「北海道には野生動物と人間の行動範囲がオーバーラップしています。特にキタキツネ 、エゾリス、エゾシカはよく見かける動物です。公園、道路、神社、畑など身近なところで見かけることがよくあります。ですが、この投稿のような光景は初めて見ました」

ーー街中に?

「納屋のそばで座っていました。このエゾシカがこの場所に座る瞬間から観察していました。数十分でこの状況になるくらいの大雪でした。心配になるくらいの状況なのに微動だにしない姿にたくましさを感じました。風が強く、数分外にいるだけでほっぺが凍るんじゃないかと思う厳しさでした」

◇ ◇

投稿には「平然としてる、逞しいなぁ」「見習いたい、このマイペースさ」「めちゃくちゃ落ち着いていらっしゃる」とコメントがつき、エゾシカの堂々としたたたずまいにほかのユーザーも興味津々なようです。

また、「このあとどうなったのか気になる」という声も。安彦さんによると、この鹿「座ってから1時間とすこしして何事もなかったようにヒョイっと立ち上がり、周辺で餌を探していました」とのことでした。

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