先輩たちも苦労した!? 「エントリーシートを書くときに困った項目」…2位は「自己PR」、1位は?

まいどなニュース情報部 まいどなニュース情報部

来春に卒業する大学生などの就職活動が本格的にスタートし、「エントリーシート」の書き方に悩んでいる就活生も多いのではないでしょうか。そこで、就活時にエントリーシートを作成した経験がある全国の男女140人(女性87人・男性53人)に「エントリーシートを書くときに困った項目」について調査を実施した結果、最も多かった回答は「志望動機」でした。

株式会社ビズヒッツ(三重県鈴鹿市)が、2022年12月~2023年1月の期間にインターネットで実施した調査です。

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まず、「エントリーシートを書くときに困った項目」を教えてもらったところ、1位は「志望動機」(42人)でした。次いで、2位「自己PR」(29人)、3位「長所・強み」(20人)、4位「学生時代に頑張ったこと」(19人)と続き、「そもそもなぜ応募したのか」「自分の人間性」をうまくアピールできず困っている人が多いことが分かりました。そのほかの結果と回答者からのコメントは以下の通りです。

【1位:志望動機】
▽大本命の会社以外は特別な志望理由がなかったので苦労しました(21歳女性)
▽会社ごとに作成するので労力がかかるから(22歳男性)
▽自分のことを語るのは簡単ですが、志望動機は会社のことをよく知る必要があり大変でした(22歳女性)

【2位:自己PR】
▽他の人との差別化が難しかった。また決まった文字数で伝えたいことを書くのにも苦労した(21歳女性)
▽自分の特徴や長所を言葉にするのが難しかった。また自己PRはどの企業もあるが、字数はそれぞれ異なるので大変だった(21歳男性)
▽「自分が主張したいこと」と「会社が求めている人物像」がマッチするかわからなかったので、試行錯誤しながら書いていました(22歳女性)

【3位:長所・強み】
▽自分に自信がないので、長所が思いつかなかった(21歳女性)
▽自分を客観的に評価するのは難しいから(21歳男性)
▽エピソードを踏まえて話す必要があったため、わかりやすいエピソードを考えるのに苦労した(21歳女性)

【4位:学生時代に頑張ったこと】
▽他の人に比べると、誇れるようなエピソードが少なかったため(21歳男性)
▽大学の研究がひとりで行うものだったので、人に話しても共感を得づらいエピソードしかなかったから(21歳女性)
▽バイト漬けだったので「勉強」「サークル活動」「ボランティア」などのエピソードが薄く、埋めるのに苦労した(21歳男性)

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次に、「エントリーシート作成の参考にしたもの」を聞いたところ、1位「ネットの情報」(30.5 %)、2位「先輩のアドバイス」(19.1%)、3位「友人のアドバイス」(16.3%)、4位「就職課のアドバイス」(13.5%)などが上位に挙げられました。そのほかの結果と回答者からのコメントは以下の通りです。

【1位:ネットの情報】
▽周りに聞ける人があまりいなかったから(19歳女性)
▽いろいろな参考例があったから(22歳男性)
▽就活開始直後はエントリーシートにどんな内容を書くべきかがわからなかったので、「形だけでも完成させよう」と思って就活サイトのテンプレートを参考にしました(22歳女性)

【2位:先輩のアドバイス】
▽自分の性格を第三者に評価して欲しかったから(21歳男性)
▽就活経験者なのですごく勉強になる(22歳女性)
▽大手企業からいくつも内定をもらっていたから(23歳女性)

【3位:友人のアドバイス】
▽同時期に就職活動している同級生たちの記入内容を教えてもらいました。具体的にどういう内容を書いているのか、例が知りたかったためです(21歳女性)
▽早くに内定をもらったサークル仲間の内容を参考にさせてもらった。就職活動開始後、半年で10社の内定をもらっていたので(22歳男性)
▽友達にエントリーシートを読んでもらい、印象を聞きました。内容が他人の目にどううつるかはわからないからです(22歳男性)

【4位:就職課のアドバイス】
▽数多くの学生を見てきているので(22歳男性)
▽学生一人一人に担当職員が割り当てられていたから(21歳女性)
▽友人や先輩に相談するよりも、冷静で的確なアドバイスがもらえそうだったので(21歳男性)

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