「わたしも食べて」小学生が考えた食品ロスを減らすポップが秀逸! コンビニで「てまえどり」してもらうアイデアとは

京都新聞社 京都新聞社

 陳列棚の手前にある賞味・消費期限が近い商品から購入する「てまえどり」を呼びかけるため、京都府宇治市の小学4年生たちが考えたポップが市内のコンビニエンスストアに並んだ。食品ロスを減らそうと、メッセージやイラストの知恵を絞った15作品が買い物客の目を引いていた。

 宇治市とセブン―イレブン・ジャパン(東京都)が昨年度に結んだ地方創生に関する包括連携協定に基づく。市が昨夏に市立小学校の4年生からポップデザインを募り、167作品から15作品を選定して作製した。各店舗に、1月下旬から2月末まで順次設置した。

 2月上旬にセブン―イレブンJR宇治駅前店であったポップのお披露目式で、15作品を寄せた児童たちは市からの賞状を受け取り、自分が考えたポップを陳列棚に並べた。おにぎりのイラストに「わたしも食べて てまえどり」というメッセージを添えた大久保小4年の児童(10)は「おにぎりの気持ちが伝わり、少しでも食品ロスが減ればうれしい」と話した。

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