ブロックで確率を勉強しよう 懐かしの「さんすうせっと」の大人バージョンで帰ってきた

中将 タカノリ 中将 タカノリ

おはじき、ブロック、数え棒など、小学校低学年の頃、算数の概念を理解するために授業で使われていた「さんすうせっと」

今、SNS上ではあの懐かしのさんすうせっとの大人バージョンが大きな注目を集めている。

「大人用の"さんすうせっと"作った」と件の"大人のさんすうせっと"を紹介したのはなるみさん(@nal_333)。

大人のさんすうせっとのケースの中におさめられているのは麻雀牌点棒競馬の投票用マークカードルーレットコインなどギャンブルアイテムの数々…たしかにこの内容なら義務教育をとうに終えた大人たちでも新鮮な気持ちで算数が学べそうだ。

なるみさんの投稿に対し、SNSユーザー達からは

「たかしくんはきゅうりょうびにはいったおかねを、ぜんぶいちばんにんきのうまにかけて、はずしてしまいました。たかしくんはあしたからどうしたらいいでしょう。」
「おはじき、かあど…10進法の感覚を養う かぞえぼう…10進法と1/4の感覚を養う すうじあて…順列と組み合わせの感覚を養う
 ぶろっく…確率の感覚を養う 結構理に適ってる説」

など数々の称賛の声が寄せられている。

投稿した人に聞いた

なるみさんに話を聞いた。

ーーこのさんすうせっとを思い付かれたきっかけは。

なるみ:元々さんすうせっとのブロックや数え棒が麻雀の牌や点棒に似てると思っていて、さんすうせっとのデザインで麻雀道具を入れるケースを作ってみたらかわいいんじゃないかと考え作りました。作っているうちにどうせなら色んなものが入っていた方が楽しいなと思い、最終的にこのような形になってしまいました。

ーーご自身はこういった大人のさんすうはお好きですか。

なるみ:大嫌いだけど大好きです。

ーー投稿の反響へのご感想を。

なるみ:「かわいい」「ほしい」といったコメントを沢山いただき大変嬉しく思っております。特に「身をもってマイナスを学べる」というコメントが面白かったです。また「これだけ何に使う道具がわからない…」といったコメントもいくつかいただきましたが、ぜひわからないまま過ごしていってほしいと思いました。

◇ ◇

大人のさんすうはほどほどに楽しむなら楽しい娯楽になるが、あまりのめり込みすぎると身を滅ぼしてしまう。手を出す方はよくよく気をつけていただきたいものだ。なお、今回の話題を提供してくれたなるみさんはこの他にもさまざまなユニークアイテムを制作してSNS上で紹介している。ご興味ある方はぜひチェックしていただきたい。

なるみさん関連情報

Twitterアカウント:https://twitter.com/nal_333

まいどなの求人情報

求人情報一覧へ

おすすめニュース

気になるキーワード

新着ニュース