「ガチすぎる」モアイ雪像 造形作家が子どもにせがまれて作った雪だるま 「芸術ですね」「抜群のセンス」

金井 かおる 金井 かおる

 京都市在住の造形作家「Tom-k」さんが自宅の玄関先に作った雪だるまが注目を浴びています。

 寒波が襲った1月24日の夜、Tom-kさんは自身のツイッターアカウント(@Tom_kmodel)を更新。「帰り道は渋滞してて、家に帰ったら21時頃。そこから『雪だるまを作ろう』と子どもにせがまれて…結果がこちらです」と写真を投稿。写真にはどっしりとしたモアイ像のような雪像が写っています。写真を見た人たちからは「すげえ!」「モアイだー」「芸術ですね」「エモい」「すごい存在感」「ガチすぎる」「抜群のセンス」など驚きの声が広がっています。

息子と意見が一致「変わった雪だるまを」

 制作したTom-kさんに聞きました。

──帰宅後にお子さんと。

「小3の息子と一緒に制作しました」

──モデルは。

「モデルはモアイ像です。息子と『せっかくだから変わった雪だるまにしたいね』と方向性が一致しました。2017年に雪が積もったときには息子を喜ばせたくて、恐竜を作ってあげたことがありました。今度は違うのが作りたいけれど、仕事が終わって自宅に帰ってからの制作、息子は翌日も学校があるので、何となく記号が入っていて、それに見えるようなモチーフはーーと考えた結果、私の発案でモアイ像にしました」

──制作時間は。

「約1時間半ほどです。造形は概ね私がやりましたが、息子も雪を集めて固めるのを頑張ってくれたので、出来上がったものに満足してました。妻はまた妙なものを作ったなという感じで笑ってくれました」

──大きな反響です。

「こんなに注目してもらえるとは思っていなかったのでうれしいです。息子も喜んでいます。ツイッターのリプライにも書いてくださった方がいますが、私が幼い頃に触れていたゲームや、ビデオアニメの冒頭に出てきたロゴなど、私の中にモアイ像が刷り込まれていたんだと思います。普段は模型の投稿をしていますが、それよりも(リツイートやいいねの数が)極端に伸びたのは複雑な心境ですね。多くの方に楽しんで頂けてよかったです」

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