気の置けない仲間と楽しむパーティー。あなたは何を持って行きますか。アメリカで暮らす山口慶明さん(@girlmeetsNG)は、日本では定番のこんなものを持って行きました。すると…?
「アメリカ人のパーティにピザポテト持って行ったら、全員が『Yum Yum Yummy!!!(うま、うま、うまーーっ!)』って叫びながら一瞬で食い尽くしてたので、カルビーは一刻も早くピザポテトを(増量して)全米展開するべき」
リプ欄には、
「確かに増量しないと、日本のピザポテトの量だとアメリカ人には足りないでしょうね」
「ピザポテトは全米を席巻するポテンシャルありますね」
「アメリカ人に酒のアテで魚肉ソーセージ食べさせた時も、酒そっちのけで魚肉ソーセージむさぼっていましたww」
などの反響があり、「いいね」は6.4万件にもなりました。
パーティーの参加者は、「Not enough at all! I need more!"(全然足りん!もっと食わせろ!)」と叫んでいたそうなので、よほど美味しかったのでしょう。
山口慶明さんにお話を聞きました。
—ピザポテトのようなおやつは、米国にはないのでしょうか。
「ピザポテトはアメリカでも日系スーパーに行けば売っていますが、一般的なアメリカ人が行くようなお店には置いていないので、大半のアメリカ人は食べたことがありません。ピザ味のポテトチップスに近いものにはプリングルスのピザ味がありますが、ピザポテトのような濃厚さと複雑な味わいではないです」
—日本のスナック菓子の方が美味しいと思われますか。
「スナック菓子のクオリティは圧倒的に日本製が上だと思います。そもそもアメリカのスナック菓子はあまり新製品が発売されないので、バラエティも多くないです。日本は毎週のように新製品が発売されていて、様々な種類の味が楽しめるのがいいですよね」
—「umami」が違うのでしょうか。
「スナックに限らず、umamiを感じる食品自体がアメリカでは少ないですね」
—米国では添加物規制が厳しく、販売は難しいという意見もありましたが。
「アメリカ人はとにかく『オーガニック』にこだわるイメージがあります。ほとんどの食材にオーガニックなのか/そうではないのかの記載がありますし、オーガニック製品しか買わないという人も多くいます」
—量は、やはり日本サイズだと足りませんか。
「はい、アメリカで売っているポテトチップスの容量を考えると、4倍は必要だと思います(笑)。今回も10人くらいのパーティにピザポテトを5袋持って行きましたが、一瞬で空になりました」
—アメリカはポテトピザのボリュームも迫力ですね!
「横幅は日本のLサイズピザくらいだと思いますが、これはシカゴのディープディッシュ・ピザなので、高さ(深さ)があり、凄くボリュームがあります。ポテトが乗っているピザはそんなに人気があるわけではないです(笑)」
皆さんも、アメリカでパーティーに参加する機会があれば、ぜひ「ピザポテト」を持参してください!