「板チョコやない、チョコの板や…」アメリカのチョコ専門店に驚きの声続出「まるで建材」「お菓子の家でも造るんか…」

竹中  友一(RinToris) 竹中 友一(RinToris)

「節子これ板チョコやない、チョコの板や…」と、かの国民的アニメを元ネタにした山口慶明さん(@girlmeetsNG)のツイートが話題になりました。

現在、仕事の関係でアメリカに駐在しているという山口さん。現地の友人に紹介され、ボストンにあるチョコレート専門店を訪れました。そこで目にしたのは、意外な形状のチョコレートの数々。

へん平なチョコレートが山積みになっています。中には、割れていたり砕かれたりしているものまで。

「友人のアメリカ人とチョコレートの話題になり、『美味しい“chocolate board”が買える店がある!』と言われて、私は“chocolate board”を直訳して完全に日本の板チョコを想像していたので商品を見てビックリしてしまいました。確かに我々が想像する“板チョコ”は英語だと"chocolate bar"なんですよね。なので根本の原因は私の勘違いです(笑)」

このチョコレートとの出会いについて、このように話す山口さん。勘違いがあったとはいえ、この大胆かつ豪快な陳列のされ方には、日本人なら誰でも驚いてしまうでしょう。山口さんの言う通り、“板チョコ”というよりは、まさに“チョコの板”という表現が似つかわしいのです。

その大きさもかなりのもの。山口さん曰く、「ホームセンターの建材コーナーか!?」と思うほどだったといいます。さすがお菓子大国・アメリカ。売られているチョコレートもなかなかにビッグですね。

海外のチョコレート事情についてのツイート。リプ欄にも多くの反響がありました。

「お菓子の家作る時の外壁材にしか見えない」
「ホームセンターの資材館に連れてこられた感じですね」
「豪快ですね 流石アメリカ」
「おぅー、アメリカンサイズデカイ。スケールが違いすぎます」
「シンプルに美味しそう!」
「節子に食べさせてあげたかったぁぁぁ涙」

ちなみに山口さん自身も、「お菓子の家でも造るんか…」とコメントされています(笑)。

チョコレートを実際に食べてみたという山口さん。

ナッツやフルーツが入っていたり、マーブル模様で彩られていたりと、さまざまなバリエーションがあるなか、ベーシックなミルクチョコとストロベリーチョコを250gずつ購入。

「見た目はすごく甘そうですが、実際に食べると上品な甘さで、カカオの風味が強く感じられて凄く美味しかったです」

気になるお味については、高評価でした。ただ、値段については、合計500gで60ドル程度(2022年12月現在、日本円で約8133円)と、けっこう高かったとのことです。

どこのブランド?日本でも購入可能?

こちらのチョコレートは日本でも購入可能なのでしょうか?

リプ欄には、「デパ地下で売ってますよ」、「“割れチョコ”としてお買い得に販売されています」と、日本でも同様のチョコレートが買えるという声もありました。

実際のところ、どうなのでしょうか?

山口さんによると、こちらのチョコレートはスイス発祥のLaderach(レダラッハ)というブランドのもの。レダラッハの販売店はアメリカ国内にも20店舗くらいあるとのことで、世界にも幅広く進出しています。

日本にも、以前は銀座三越や表参道に販売ショップがあり、大阪などでも時おり催事店舗が出ることもあったようです。しかし、レダラッハは2020年に日本から撤退。上記の販売店も閉店となってしまいました。したがって、残念ながらレダラッハは現在、日本では販売されていません。

同じようなスタイルで、大きな板状のチョコレートは百貨店などでも販売されています。レダラッハではなくても、日本国内でもそれらを味わうことは可能です。

残念ながら、今は日本では販売されていないレダラッハ。しかし、発祥のスイスはもちろん、世界各国にも進出している有名ブランドなので、また日本に来てくれる日もあるかもしれませんね。

■山口慶明さんのTwitterはこちら→https://twitter.com/girlmeetsNG

レダラッハの公式サイトはこちら(英語サイト)→https://laderach.com/us-en/

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