業務時間外なのに仕事の連絡が!…「対応する」と答えた人の割合は? つながらない権利「必要」が過半数

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みなさんは、業務時間外に仕事の連絡がきたらどう対応しますか。全国の20代〜50代の働いている(有職者)男女892人に働き方について調査をしたところ、約4割の人が「業務時間外に電話やメールやチャット等で業務対応をしたことがある」と回答しました。また、約2割の人が「業務時間外で仕事の連絡がきたら全て対応する」と回答したそうです。

ビッグローブ株式会社(東京都品川区)が運営するインターネットサービスプロバイダーの『BIGLOBE』が、「2023年の働き方に関する意識調査」と題して2022年12月にインターネット上にて実施した調査です。

調査の結果、41.5%の人が「業務時間外に電話やメールやチャット等で業務対応をしたことがある」と回答しました。

また、「業務時間外で仕事の連絡がきたら(電話、メール、チャット等)どうしますか」と聞いたところ、「全て対応する」(21.6%)、「急を要すると判断した場合のみ対応する」(56.7%)と約8割の人が「対応する」と答えた一方で、「対応しない」と答えた人は21.6%でした。

さらに、「つながらない権利(勤務時間外や休日に、仕事上のメールや電話への対応を拒否する権利)に対する配慮が必要だと思いますか」と聞いたところ、「思う」(39.9%)、「やや思う」(35.0%)をあわせて7割強の人が「配慮が必要だと思う」と回答したそうです。

次に、「2023年リスキリング(新しい職業に就くために、あるいは今の職業で必要とされるスキルの大幅な変化に適応するために必要なスキルを身につけること)に取り組みたいと思いますか」と聞いたところ、「思う」(15.6%)、「やや思う」(39.9%)をあわせて半数以上の人が「リスキリングに取り組みたいと思う」と回答。

また、「副業」について調査をしたところ、「副業が会社で認められている」(30.7%)、「今までに副業をした経験がある」(27.8%)、「2023年に副業をしたいと思う」(33.2%)という結果になりました。

最後に、複数の項目(テレワーク、時差通勤、残業、会食、対面での商談)において「2023年は働き方をどのように変えたいですか」と聞いたところ、どの項目も「働き方を変えたくない」という回答が6割以上で最多となりました。

「テレワーク」「時差通勤」では、「増やしたい・やや増やしたい」が3割弱、「残業」では「減らしたい・やや減らしたい」が3割弱という結果になったそうです。

なお、回答者からは、「対面は面倒だし、子育てとの両立はテレワークの方が時間確保がしやすい」(女性40代)、「テレワークだとコミュニケーション不足になる」(男性30代)、「会食は長い間コロナで実施していないので再開したい」(男性40代)、「物価は上昇しているのに基本給は上がらないので残業代で稼ぎたい」(女性30代)、「シチュエーションによっては、対面でのコミュニケーションが大切だと感じるので、対面での商談をやや増やしたい」(男性50代)といった声が寄せられたそうです。

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