毎日「鶏むね」「ささみ」!? ジムにハマった妻が作る「筋肉ご飯」にうんざり 夫が子どもも大好きなハンバーグを作ると…

わたなべ こうめ わたなべ こうめ

年末年始は飲み会などの機会も多く、クリスマスケーキやお節料理など、ついつい食べ過ぎてしまう人も多いのではないでしょうか。中には「明らかに体重が増えた…」と運動や食事制限を意識する人もいるかもしれません。私の同僚の妻は、健康を気にしてか最近ジム通いを始めたそうです。最初は妻のジム通いを応援していた同僚ですが、現在は妻に不満があるようです。

妻のジム通い…最初は大賛成していた同僚ですが

私の同僚男性Mさん(神奈川県在住・30代、会社員)は運動好き。デスクワークですが日頃から体を動かしているので、20代からずっと体型が変わりません。Mさんには妻(30代、時短勤務)がいますが、子どもが保育園に入園してからずっとジムに興味を持っていて、ついに入会したのだとか。

Mさんは妻のジム通いに大賛成。育児と仕事で時間がないときは、休みの日にMさんが育児家事を担当して、妻のジム通いを応援していたそうです。

嬉しそうにジムの話をする妻を見て、Mさんも喜んでいました。妻はどんどんジムにハマっていきます。体型が引き締まっていくのを実感すると、さらにやる気が出るのかもしれません。

次第に、妻は食事にも気を遣うようになっていきます。最初はプロテインを飲む程度でしたが、徐々に家での食事がタンパク質中心になっていきました。今では「鶏むね」「ささみ」「ゆで卵」「ブロッコリー」が、Mさん宅の定番メニューなのだとか。もちろん、味付けはシンプルに塩のみ。ドレッシングや焼き肉のたれなどは一切出てきません。

筋肉中心のメニューに、Mさんはうんざりしてしました。「普通のご飯が恋しい!」と、Mさんは私に嘆いたものです。

自分の食べたい夕食を作ると妻から苦情が…

ある日、Mさんの妻は珍しく残業になりました。連絡を受けたMさんは、夕食準備と子どもの保育園お迎えのために定時退社します。今は時短勤務の妻が夕食を作っていますが、元々は「早く帰宅した方が夕食を作る」というルールでした。

「今日は自分の好きなものを食べるぞ!」とMさんはウキウキで買い物をしたのだとか。メニューは子どもも大好きなハンバーグ。他に野菜スープとサラダもつけて、栄養バランスを考えることも忘れません。「美味しい夕食を作って妻を喜ばせよう」と、Mさんは張り切って料理をしたそうです。

しかし、帰宅した妻は想定外の反応でした。「ハンバーグなんて!私を太らせたいの!?」と、怒られてしまったのです。そう言いながらも、妻はMさんが作った夕食を食べてくれたのですが、どうしてもモヤモヤが残ります。

食事は楽しみたいけど妻の努力も尊重したい…

Mさんも体型維持に努力をするタイプなので、妻の気持ちはわかるそうです。ジムに通って体型がいい感じに変化している最中、食事に気を遣いたくなるのは当然かもしれません。ジム通いを頑張る妻を応援したい気持ちは本当だし、ご飯を作ってくれることにも感謝しています。

「それでも、毎日筋肉のためだけのご飯を食べ続けるのは無理。たまにならいいけど…」というのがMさんの本音のようです。「美味しいご飯を食べたい!でも妻の努力も尊重したい」と、板挟み状態のMさんにどんな声をかけたらいいのかわからず、私も困ってしまいました。

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