「老後は年金だけで生活できない」20〜50代の98%が回答 現役引退後も「アルバイトする必要がある」8割以上

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みなさんは、「老後の年金」についてどのような意識を持っているのでしょうか。全国の現役世代の男女200人に調査をしたところ、将来の年金について9割以上の人が「老後は年金だけで生活できない」と回答しました。また、8割以上の人が「現役の仕事引退後に家計のためにアルバイトする必要ある」と回答したそうです。

株式会社Q.E.D.パートナーズ(神奈川県川崎市)が、2022年12月にインターネット上にて実施した調査で、20代(8.0%)、30代(35.0%)、40代(39.5%)、50代(17.5%)の人から回答を得たといいます。

今後、年金の受給開始年齢は引き上げられる可能性がありますが、「年金は何歳から受け取れると考えていますか」と聞いたところ、「70歳から」(48.0%)、「65歳から」(29.5%)、「75歳から」(14.0%)、「67歳から」(7.0%)、「72歳から」(2.0%)と続き、「70歳以上」と回答した人が6割以上という結果になりました。

続いて、「​将来の年金についてどう思いますか」と聞いたところ、93.5%の人が「不安(不安42.0%、とても不安51.5%)」と回答。また、98.5%の人が「老後は年金だけで生活できない」と回答したそうです。

さらに、「年金生活になったとき、何が一番家計を圧迫すると思いますか」と聞いたところ、「住居費」(46.0%)が最多に。次いで、「食費」「光熱費」(いずれも24.5%)が続きました。

また「現役の仕事引退後に家計のためにアルバイトする必要があると思いますか」と聞いたところ、84.5%の人が「家計のためにアルバイトする必要がある」と回答。

ちなみに、「老後のアルバイト」について回答者からは、「施設の清掃員」「コンビニ店員・交通誘導員」「テレワークでできる仕事」「自分の特技を活かした労働」「現役時代に従事していて、スキルを発揮できる仕事」「シルバー人材センターに登録すれば、高齢者前提の仕事がまわってくる」といった声が寄せられたといいます。

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