みなさんは、過去に戻れるとしたら、もう一度今の会社に入りたいと思いますか。社員として働く全国の男女200人（男性98人・女性102人）に調査をしたところ、学生時代の会社選びで最も重要視していたことについては、約半数の人が「仕事内容」と回答しました。また、7割以上の人が「過去に戻れるとしても今の会社に入社希望しない」と回答したそうです。
株式会社Q.E.D.パートナーズ（神奈川県川崎市）が、「会社選びに関するアンケート」と題して2022年12月にインターネット上にて実施した調査で、20代（22.0％）、30代（44.5%）、40代（33.5%）の人から回答を得たといいます。
まず、全回答者に「過去に戻れるとしたら、もう一度今の会社に入社希望しますか」と聞いたところ、72.0％の人が「希望しない」と回答しました。
「希望しない」と回答した人からは「どうせ戻れるならば、全く違う業種で働いてみたいと思うから」「パワハラが服を着て歩いているような上司がいて辛かったので」「人間関係がよくない上に給料や待遇が悪いからです」「過去に戻れたら海外で就職をしたい」といった声が寄せられた一方で、「希望する」と回答した人からは「人間的に尊敬する上司に出会えたから」「時差出勤や有給などワークライフバランスがよい会社だから」といった声も寄せられたそうです。
続いて、「今の仕事の総合的な満足度」について聞いたところ、41.0％の人が「満足（大変満足6.0％、満足35.0％）」と回答。また、今の会社に「満足・大変満足」と回答した人に「もう一度今の会社に入社希望しますか」と聞いたところ、65.9％の人が「希望する」と回答しました。
全回答者に「学生時代の会社選びで最も重要視していたと思うもの」を聞いたところ、「仕事内容」（51.5％）、「給与・待遇」（24.0％）、「企業の将来性」（12.5％）、「会社の雰囲気・人間関係」（12.0％）という結果に。また、「2番目に重要視していたと思うもの」については、「給与・待遇」（45.0％）、「仕事内容」（22.5％）、「会社の雰囲気・人間関係」（20.0％）、「企業の将来性」（12.5％）と続きました。
「学生時代の会社選びで最も重要視していたと思うもの」について、「仕事内容」が最多だったことを受けて、「実際に働いてみて、重要だと思うこと」についても聞いたところ、「会社の雰囲気・人間関係」（46.0％）が最多に。次いで、「給与・待遇」（27.0％）、「仕事内容」（17.0％）、「企業の将来性」（10.5％）という結果となりました。
最後に、「転職の可能性」について聞いたところ、「転職するかも」（46.5％）、「転職を考えている」（31.5％）、「転職しない」（22.0％）という結果になり、7割以上の人が転職を考えていることがうかがえたそうです。
