2022年も年末が近づき慌ただしくなってきました。インターネットサービスプロバイダーのBIGLOBEが、全国の20~50代の男女1000人を対象に「年末年始の過ごし方」に関して調査をしたところ、約4割の人が「年賀状を送らない」と回答したそうです。
2022年12月にインターネット上で実施した調査です。
20~50代の男女1000人に「年賀状の送り方」について聞いたところ、43.1%の人が「年賀状は送らない」と回答しました。
「年賀状を送らない」と回答した人を年代別にみると、20代が最も多く52.8%。30代は44.4%、40代は44.8%で、最も少なかった50代では30.4%となっていたそうです。
また、「年賀状を送る」と回答した人に「年賀状の送り方」を聞いたところ、「はがきで送る」(37.8%)、「LINEで送る」(20.4%)と続き、時代の移り変わりを感じさせる結果となりました。
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なお、同調査では「クリスマス」や「年末年始の過ごし方」についても調査をしています。
20~50代の男女1000人に「クリスマスの予定」について聞いたところ、57.8%の人が「予定はない」と回答。さらに、「クリスマスをひとりで過ごすこと」については、「あまり気にしない」(29.7%)と「気にしない」(45.2%)」を合わせて74.2%の人が「気にしない」と回答し、この割合は年代が上がるにつれて多くなっていたそうです。
また、「クリスマスのイベントは必要だと思いますか」と聞いたところ、「家族のイベントとして」と「カップルのイベントとして」では「必要だと思う」と回答した割合は59.0%と半数を超えた一方で、「友だちとのイベントとして」では「必要だと思う」との回答は37.8%と4割以下という結果になっていたそうです。
次に、「年末年始の過ごし方」を聞いたところ、「家でゆっくり過ごしたい」(42.7%)と「どちらかと言えば家でゆっくり過ごしたい」(27.1%)を合わせての69.8%の人が「ゆっくり過ごしたい」と回答。
また、「家でゆっくり過ごしたい理由」については、「年末年始の混雑を避けたい」(45.8%)、「年末年始は休みたい」(41.7%)、「外に出るのは面倒」(40.7%)などが上位に挙げらた一方、「お金がもったいないから」(27.2%)、「新型コロナウイルスが流行しているから」(24.6%)といった回答もあったそうです。
他方、「年末年始の具体的な予定」で「行う予定」として、「初詣」(43.4%)、「帰省」(29.1%)、「新年会」(13.8%)などが上位に。
また、「年末年始に観戦したいスポーツ」では、「箱根駅伝」(29.3%)がダントツで最多となっていました。
最後に「お年玉」については、38.0%の人が「お年玉をあげる予定がある」と回答。また、「お年玉をあげる予定がある」と回答した380人に「お年玉のキャッシュレス化」について聞いたところ、「考えている」と回答した割合は20.5%と少数だったものの、20代に限ってみると50.0%の人が「考えている」と回答したそうです。