夫ども、ざけんな!クレカをずたずたにしてゴルフバッグにハサミをぶすり 荒療治に踏み切った妻たち

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働くママたち、毎日ご苦労様です。夫とうまくいっていますか?家事・育児をしなかったり、浮気をしていそうな様子に、モヤモヤしていたりしませんか。でも、そんな我慢もいつかは限界に達するのは当たり前。背筋も凍る「妻の反乱」をまとめてみました。

「ぶっこわします!」破壊するのは夫との関係?それとも

▽Tさん/35歳

共働きで必死に働き家のローンに教育費を貯めるため節約しながら不得意な料理もしてきた私。それなのに平気でゴルフ行ったり高い道具買う夫。カードの明細を見た瞬間にブチ切れました。ハサミを手にして、夫の財布を取り上げ、カードをズタズタにカット。今度は夫が逆ギレしたので、私の怒りも爆発。玄関に突進し、夫のゴルフバッグにハサミ、突き刺しました!

次の瞬間、夫は凍り付いたようになり、いきなり低姿勢に。「ちょい待て、いや、お前が怒るのも、うん、わかる」と話し出した。それから少なくともお金を使う前に私にお伺いをたてるようになったので、時には荒療治も必要なのだと実感しました。

ちなみに普通のハサミでは効果薄です。昔ながらの大きな裁ちばさみがオススメです。

   ◇

…ハサミ手にした妻ってだけで、怖いですねぇ。その手をふりあげてゴルフバッグに突進した妻を見た夫、凍りついたそうですが全身冷や汗だったことでしょう。が、個人的には、最後の1文のほうがもっと怖いような気がします…。

   ◆   ◆

▽Nさん/39歳

日曜の朝「牛乳、コンビニで買ってきてくれない」と言ったら思いっきりイヤな感じのため息でスルーした夫。

次の瞬間、自分でもワケわからないんだけど、空箱の牛乳パックを投げた。止まらなくなって台所にあるモノを手にとっては投げつけた。

やがて投げるものがなくなり、なんかそれでも納得できず、座りこんで泣きながら割り箸をひとりでバシバシふたつに折っては床に落とす私に、夫の方が「大丈夫か、大丈夫だよな、大丈夫だよな」とオロオロと近づいてきた。

「大丈夫じゃないよッ!ちょっとは手伝ってくれたり、ありがとうって言ったり、優しくしてくれなくちゃどーにかなっちゃうんだよー」と泣いた。

子どもが1歳半で育休明け3カ月くらいの時でした。結婚10年目、あれ以来、1度もキレてません。なぜなら夫が私の不満がたまる度合いを気にするようになり、危険区域に入ると、あわてて「今日はたまには外食にしよーなー、ママはいつも大変なんだからな~」「パパとふたりで出かけてママにお休みあげような~」とフォローに入るようになったから。

育児と仕事の両立では「何とかやってる」と思っているんだけど、怒りって突然やってくるような気がする。そんな時がきたら、気持ちのまま爆発させてもいいと思います!

   ◇

…ええ、ええ、爆発させてもいいと私も思います。に、してもですよ。モノ投げつけるより、座り込んで割り箸折っては落としてる妻、そっちのほうがけっこう怖い。思わず夫がオロオロしたのもわかります…。

かなり遠くまで行っちゃってますが、なにか?

▽Aさん/44歳

共働きで年収合算1300万くらい。生活に余裕があるはずだけど、私の精神に余裕はなかった。

愚痴ると親にも友だちにも「それだけお金に余裕があってさ、ホテルで食事とかもしてて贅沢言いなさんな」って感じで、私は幸せ、私はラクな方、とずっと言い聞かせていたけれど、夫の私に対する無関心さや自分の親ばかり大切にするところなど「耐えられない」と思って…。プチ家出したのが子どもが3歳の時の土曜日だった。

たった2日間でも、なんか気持ちがスッキリした。夫は文句は言わず、ただ黙っていた。それから数年でまた「モヤモヤ」がふくらんで次は3日になり、この前は書き置きも連絡もせず1週間帰らなかった。

子どもの成長と共に私の行く先もどんどんと遠くなり、帰らない時間もどんどんと長くなってきている。いつか、子どもが成人したら私も夫婦を卒業して、もっと遠い場所へ行ってしまおうか…と想像すると、なぜか平穏に暮らせる私、いつから違う場所にきてしまったんだろう…と、この頃よく思う。

   ◇

…何が、というわけではないんですが、コレ怖い気がするんですけど。家族という形が仮の姿で、別の居場所をずっと探している妻の本心。あるいはそれでいいと夫も思っているとしたら、なんだか陽炎の家みたいで怖すぎる…。

   ◆   ◆

▽Tさん/40歳

どうも浮気しているようだけど、問い詰めたり、けんか腰で詰め寄れません。でも、結婚もなんとなく流れだったし、子どもの父親って以外にそれほど好きなのかな、と思うようになったらどうでもよくなりました。

夫はバレてないと思っているのか、明るく色々話しかけてきたり、家族旅行とかも行くけど、私には夫の声は見知らぬ人のもののように通り過ぎていく感じ。すぐ側にいるけど、夫と私の距離はとてつもなく離れています。

   ◇

…冷静な妻や超越した妻ほど怖いものはありません…。

知らぬは夫ばかりなり

▽Yさん/29歳

夫が大事にしているフィギュア(山ほどあって、別にレンタルスペースを借りて保管している)を毎月1〜2個ずつ出しては生ゴミと一緒に捨てている。捨てる瞬間に、夫に対する不満もフィギュアが背負っていってくれるようで、やめられなくなってしまった自分が怖い。

   ◇

…なんか違うかもしれないけど、昔の五寸釘打つわら人形とか思い浮かべてしまいました。フィギュアが身代わりになってくれてるなら、いいような、いや、悪いような…。

   ◆   ◆

▽Mさん/37歳

些細なことでも気にくわないことはあります。私としてはなるべく穏やかにお願いしたり、頼んだりしているのに、うわべだけの返事で結局何ひとつ実行してくれません。

思いっきりケンカして、言いたいことを全部吐き出せばいいのでしょうが、それができないんです。それで苛立ちのあまり、夫のお弁当に賞味期限切れの総菜いれたことがあって、その日はすごい自己嫌悪に陥りました。が、どーしてもその時の「やってやったよ感」が忘れられず、年に何度か「腐りそうなもの」を入れています。

   ◇

…まぁね、消費期限切れはヤバイでしょうが、賞味期限切れだからギリギリセーフなんでしょうか。

相手の気持ちを思いやることを忘れないで

ずっと一緒に暮らしていて、子どもという存在もいて、誰よりも近しい他人。「この人はこんな人」と思い込んでいるだけで、何もわかってないなんてことは、きっと沢山あるんでしょうね。

ベランダに立てば、たくさんの家々に夕方からぽつんぽつんと灯りがともっていきますが。そこにある全ての家庭に、その家庭にしかわからない小さな闇があるのかも…。

身近にいるからこそ、芽生えた「もやもやしたもの」を深い闇にさせないように、相手の気持ちに関心を持つことを忘れないようにしたいですね、そこのパパ、あ・な・た!ですよ! あ、むろん、妻の側も、ですが。

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