ツイッターユーザー「りぐ」さん(@Rig22pic)が公開した、今注目のSNS「マストドン」の解説が分かりやすいと注目を集めています。
ユーザーが実体験をもとに解説
マストドンとは、2016年にドイツのプログラマーが開発したSNSの一つ。日本では2017年ごろから広がり始めました。今年の10月末に米起業家イーロン・マスク氏がツイッターの買収を完了すると、世界的にマストドンの登録者数が急増。日本のツイッターでも「マストドン」がトレンドワード入りしました。
りぐさんは約5年前からマストドンを利用。自身の経験をもとに、ユーザー目線で5ページに渡る手書きの解説書を作成し、自身のアカウントに「マストドンが最近話題なので、ざっくり説明っぽいものを書いてみました」と投稿しました。
内容は、「マストドンとは?」「ツイッターとの違いは?」「結局どうしたらいいの?」というもの。初心者にも分かりやすい言葉で、タイムライン(投稿が表示される画面)が複数あることや、投稿ごとに公開範囲が決められること、1つの投稿の文字数は140文字以上入力可能で平均500文字などを説明しています。
マストドンとツイッター、どう使い分けてる?
作成したりぐさんに話を聞きました。
──今回、投稿しようと思ったきっかけは。
「私は5年ほど前にマストドンというSNSができたと聞いた時にいくつかのサーバーに登録したのですが、はじめはマストドンの仕組みがよく分からず試行錯誤していました。その時に自分なりに分かったことを今回のようにまとめて投稿したのですが、最近マストドンに新規登録する人が増えたせいか、5年前の投稿にぽつぽつと反応がありました。5年前とは変わったところもあるため、せっかくなので改めて書き直そうと思い、今回の説明を作成しました」
──ご自身はマストドンとツイッターをどう使い分けていますか。
「基本的には両方のタイムラインを見て、その時の気分で行ったり来たりしていますが、ネタバレを見たくないときやワンクッション入れて投稿したいときは特にマストドンを使っています」
「私はポケモンが好きな人たちが集まるサーバーに登録しているのですが、今はちょうど新作が発売したばかりでネタバレを踏みたくないな…と思っているため、このサーバーに入り浸っています。ここではネタバレに配慮して伏せてくれる方が多いので助かっています。ツイッターは機能が充実している分、望んでいない情報まで見えてしまうことがあるので…」
──これからマストドンを始める人へ、アドバイスがあれば教えてください。
「個人的な考えになりますが、マストドンは検索機能が弱いので検索してフォローを増やすのは大変かもしれません。とりあえず有名なサーバーでもいいですが、まずはさまざまなサーバーを探してからの方が同好の仲間を見つけやすいと思います。引っ越しはその後でもできるので。また、マストドンは公式アプリもありますが、さまざまなカスタマイズがしてあるサーバーもあるので、まずはブラウザで使ってみた方が楽しめるかもしれません」
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りぐさんは投稿の中で「私の主観も入っていると思うのでなんとな〜くで見てください。合ってないとこあったらゆるして」と断っていますが、解説を読んだユーザーからは「この方の解説、分かりやすい」「おおっ、分かりやすい!」「字が読みやすい」「面白そう…始めてみようかな」「ありがたい」「助かります」などの反応が寄せられています。
「マストドンって何?」「始めてみようかな」と検討中の方は一度、りぐさんの解説を読んでみてはいかがでしょうか。