女性のみなさんは、家事や地域社会への貢献など無報酬の労働に対して、妥当な賃金はいくらくらいだと考えているのでしょうか。全国の20～69歳の女性1000人に聞いたところ、毎日の家事などを時給に換算した平均額で最も高かったのは、未就学児の育児・世話で「1847円」だったそうです。
ソニー生命保険株式会社が、「女性の活躍に関する意識調査2022」と題して2022年9月に実施した調査です。
はじめに、「毎日の家事や地域社会での貢献を時給に換算するといくらになると思いますか」と聞いたところ、平均額で最も高かったのは「（未就学児の）育児・世話」（1847円）でした。次いで、「（小学生以上の子どもの）育児・世話」（1542円）、「PTA活動」（1441円）、「親戚づきあい」（1380円）、「食事の準備・後片付け」（1233円）という結果になりました。
これを2020年の調査結果と比較すると、「（未就学児の）育児・世話」（2020年1673円→2022年1847円）は174円増、「（小学生以上の子どもの）育児・世話」（2020年1376円→2022年1542円）は166円増、「PTA活動」（2020年1286円→2022年1441円）は155円増、「親戚づきあい」（2020年1200円→2022年1380円）は180円増、「食事の準備・後片付け」（2020年1184円→2022年1233円）は49円増という結果になり、上位5項目の平均額はいずれも増加していたといいます。
