充電を終えた「友達」にニコニコ
ーー普段からすみくんは「友達」(ロボット掃除機)を見守っているのですか?
「このロボット掃除機は、すみが生まれた時から設置しているもので、子犬の頃から興味を持って眺めたり、追いかけたりしていました。その頃も停止した時の『ロボット掃除機』に反応していましたが、当時は心配しているというよりも、『もっと遊ぼうよ』という感じでしたね。
大きくなってからも、掃除機が充電器に帰ってしまうと不思議そうな顔をしたり、様子を見に行ってましたが、今回は今まででいちばん心配そうでした。おそらくですが、1週間ほど別の掃除用具を使っていたので、久しぶりに動いた!と思ったロボット掃除機が再び動かなくなってしまい、心配になったのかもしれません。掃除機を心配しているすみの様子はとてもいじらしく、優しい気持ちを感じました。とても愛らしいです」
ーー動かなくなった「友達」(ロボット掃除機)が充電後に再び動いた時、すみくんはどんな様子でしたか?
「『動いた!』とパッと表情が明るくなり、ニコニコ顔で掃除機を追いかけたり、突ついたりと、楽しそうにしていました。そういう反応からも、やはり友達だと思っているのかもしれません」
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飼い主さんによると、すみくんは犬舎で生まれた子犬たちに対しても、気のいいお兄ちゃんのように仲良く遊んでくれる、とても良い子なのだそうです。
「人見知りなところもありますが、家族には甘えん坊で、最近は椅子に座っていると膝に乗せて!と甘えてくるのがマイブームのようです。膝の上でくつろいでいる様子はとても可愛らしく、たまりません」(武蔵照陽荘さん)
黒柴のすみくんと母犬のりつちゃん、そして1歳になるおてんばな赤柴の女の子、かえでちゃんが看板犬を務める武蔵照陽荘さんは、日本の天然記念物「柴犬」の専門犬舎。子犬たちはオーナーさんのご自宅で大事に育て上げられています。武蔵照陽荘さんでは子犬たちのご家族を募集中だそうです。詳細は武蔵照陽荘さんのホームページをご覧くださいね。
■武蔵照陽荘さんのYouTubeチャンネル「柴犬子犬まみれ」
■武蔵照陽荘さんのInstagram「musashishoyo」