「全部食べてえらいね！って撫でてもらおうと、今日も一粒残してずっと待ってた…」
こんなつぶやきとともに、1枚の写真をツイッターに投稿した「キャットアパートメントコーヒー@元・町家猫カフェ」さん（@CatApartment）。そこに写っていたのは、ナデナデされたくてうつむいて頭を差し出す三毛猫ちゃん！ 全部キャットフードを食べ切ったから、えらいでしょ？って、1粒残ってますけど？ 4万超のいいねがついた話題の写真について、飼い主さんに聞きました。
「可愛い過ぎる︎」「エラいエラい！」「ほめるよお！」
ナデナデされたい三毛猫ちゃんの姿に「可愛い過ぎる︎」「健気」「いじらしいわ～」「エラいエラい！」「ほめるよお！」「賢い」などとキュンキュンしながら褒める人たちが続出。中には、うつむきながら目線を送る三毛猫ちゃんに「圧を感じる（笑）」「まだかにゃー!」との声も上がるなどたくさんのコメントが寄せられています。
多くの人たちの心をわしづかみにした三毛猫ちゃんは、きなこちゃんといいます。8歳の女の子です。きなこちゃんはキャットフードを全部食べると褒められてなでてもらえるから、うつむきながら待っていたとか。とはいえ、フードを1粒だけ残しているのが気になります…どうして？ 投稿した飼い主の萬野さんに聞いてみました。
ナデナデ待ちの三毛猫 カリカリフードを1粒だけ残していたのはなぜ？
――ナデナデ待ちのきなこちゃんが話題になりました。全部食べたときになでてもらえるというのですが…どうして1粒だけキャットフードを残していたのでしょう？
「猫なのでいつも1粒というわけではなく何粒か残すこともあります。食べ切ったら褒めてもらえると思っているみたいです！」
――なるほど。きなこちゃん自身が「食べ切った」と思ったところで、ナデナデを待っていたのですね。とはいえ、「全部食べてえらいね！」というとなでてもらえると分かっているなんて、とっても賢い！ きなこちゃんはいつからナデナデ待ちをするようになった？
「定かではないですが、2年前にこの家に引っ越してきてからだと思います。以前は気が散ってあまりごはんを食べなかったので、食べ終わったらよく食べたねとなでるようにしていたのがきっかけかもしれません」
――たくさん食べたらナデナデされるのが、うれしかったんですね！ この後、きなこちゃんはナデナデしてもらえたのでしょうか。
「はい。ひとしきりなでられたら満足してハンモックで昼寝してました」
――そんな健気で賢いきなこちゃんですが、普段はどんな猫ちゃん？
「活発で人懐こい子です。いつもお世話係の髪の毛を毛づくろいしてくれます。きなこは多頭飼いのおうちで飼えなくなったところをを引き取りました。同じお家から5ニャン引き取りました。お店にいたときは、お膝にいつも乗ってくれるのでお客さんにもとっても人気の子でした。今はおうちの子として一緒に暮らしています」
萬野さんは、2020年に病気療養のため、京都西陣の町家猫カフェ「キャットアパートメントコーヒー」を閉店。現在はオンラインショップで猫グッズを販売しながら18匹の猫ちゃんたちと暮らしているとか。新作グッズの制作中だそうです！
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