中高年世代の9割超「介護で迷惑をかけたくない」…「経済的な負担」「子供への負担」などが不安に

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中高年世代のみなさんは今後の生活においてどのような不安を感じているのでしょうか。全国の40〜79歳の男女500人(男性245人・女性255人)に聞いたところ、約7割の人が「自身が要介護となること」に不安を感じていることが分かりました。また、約9割の人が「自身が介護されることに対し、迷惑をかけたくない」と回答したそうです。

雪印メグミルク株式会社が「中高年に対する外出・骨の健康に関する調査」と題して実施した調査です。

同調査によると、「自身が要介護について心配になる」と回答した人は「あてはまる」(24.2%)と「ややあてはまる」(45.6%)を合わせて69.8%となりました。

また、「自身が介護されることに対し、迷惑をかけたくないと思いますか」と聞いたところ、「思う」(70.2%)と「やや思う」(21.4%)を合わせて91.6%の人が「迷惑をかけたくないと思う」と回答したそうです。

続いて、「今後、自身が介護されると考えたときに不安になること」を聞いたところ、「経済的な負担」(62.6%)、「自分のことが自分でできなくなること」(57.0%)、「子供への負担」(35.8%)と続いた一方で、「自分の健康状態を家族や子供に伝えている」と回答した人は48.6%、さらに「自分の骨の健康状態を家族や子供に伝えている」と回答した人は72.4%に上る結果となっていたそうです。

次に、「コロナ禍による運動量の変化」では、44.2%の人が「運動量が減った」と回答。また、19.2%の人が「/コロナ禍以降、骨が弱まったと感じる」と回答。具体的には「よろけやすくなった」(21.4%)、「背が縮んだ」(19.2%)、「転びやすくなった」(15.6%)などが挙げられました。

さらに、76.0%の人が「コロナ禍で外出が減っていた」、65.4%の人が「コロナ禍で外出を我慢していた」と回答した一方で、長期間にわたる自粛を伴う生活の反動から、55.2%の人が「今年の秋はアクティブに動きたい」と考えていることが分かりました。具体的には「旅行」(66.7%)、「神社仏閣巡り」(20.7%)などが挙げられたといいます。

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