仕事とプライベート、切り替えは?→7割以上が「退勤後も仕事の連絡に対応」 脳科学者「脳の負荷は軽減できていない」

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みなさんは終業後に仕事の連絡があった場合、どうしていますか。全国の20歳~49歳の会社員・公務員1000人に調査をしたところ、8割以上の人が「仕事モードとプライベートモードを切り替えられている」と回答した一方で、7割以上の人が「退勤後も仕事の連絡に対応している」と回答したそうです。

合同会社Endianが展開するリラクゼーションドリンクブランド「CHILL OUT(チルアウト)」が「リラックス習慣に関する調査」と題して、2022年9月に実施した調査です。

はじめに、「仕事とプライベートの切り替えができていますか」と聞いたところ、82%の人が「切り替えができている」と回答。その一方で、77%の人が「退勤した後、チームメンバーやクライアントから仕事の連絡が来たら対応している」と回答し、仕事とプライベートを「実は切り替られていない」可能性がうかがえたそうです。

調査結果について人間性脳科学研究所所長で武蔵野学院大学・大学院教授の澤口俊之氏は「脳科学の観点では、頭から仕事が離れていない状況だと、脳の負荷は軽減できていないと言われています」と説明しています。

次に、「仕事が終わった後のリラックス方法として、これまでに取り入れたことがあるもの」を聞いたところ、「TV・動画を見る」(44%)、「美味しいものを食べる」(42%)、「眠る・目を閉じる」(41%)などが上位に挙げられました。

最後に、「仕事が終わった後、リラックスするための習慣はありますか」と聞いたところ、59%の人が「ある」、41%の人が「ない」と回答。また、「リラックスするための習慣が何もない理由」については、「何をしていいのかわからないから」(30%)、「忙しいから」(21%)、「必要性を感じないから」(19%)といった回答が挙げられたそうです。

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