「#接客業であったすごい客」というハッシュタグがツイッターで拡散され、多くのユーザーがさまざまなエピソードを投稿しています。
なかでも、警備会社の営業職をしているというめがね【吉田】さん(@yoshi_kzm)のエピソードには12.2万いいねがつき、ひときわ注目を集めているようです。吉田さんが以前働いていたカジュアルイタリアンレストランでの一幕でした。
「閉店1時間経過
ぼく「閉店のお時間が過ぎておりますのでご退席の準備をお願いいたします。」
客「は?ここの店長と仲良いんだけど」
ぼく「ですがお時間が…」
客「だから、店長と仲良いの!」
ぼく「店長は私ですが…」
客「…え?」
ぼく「どちら様でしょうか?」
客「…」」
横柄な態度のうえ、ウソまでばれてしまいばつが悪そうなお客。その後どうなったのでしょうか、吉田さんに当時のことを伺いました。
「オープン当初から私が店長でした」
ーー当時の状況は?
「カジュアルイタリアンなのですが、高価なワインも取り扱いのあるようなダイニングバーです。閉店時間は24時。閉店15分前からお客様には退店のお声かけをしており、なかなか退店されないので15分毎にお声かけしておりました」
ーーウソがばれたあと、お客は?
「『あ、そう』と言って気まずそうに帰っていきましたね。最後まで『前の店長と仲良い』って言っていましたが、オープン当初から私が店長でしたので、それを伝えて扉を閉めました」
ーーほかにも「すごい客」のエピソードがありましたら。
「ワインを飲んで『全然ブドウの味しないじゃん』とのクレームをいただいたことがあります。あとは、合コンでご来店されてるお客様がお会計のときに女性陣が一斉にトイレに行った、とかですかね」
◇ ◇
吉田さんの投稿には、同じく接客業に従事する人からの声が続々とあがっています。「いたいたww(全く同じ経験あり)」「俺も経験ある。なんなら店長が存在しない店で同じことをのたまう人も居た。ホラーかな?」「仲いいなら、なおさら時間守ってw」「ルールとマナーを守って初めて客です」と大きな反響を呼びました。