「食べすぎてしまう」遺伝子型が多い都道府県 2位「香川県」、3位「富山県」…日本海側、西日本エリアが上位に多く

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株式会社ユーグレナは、ユーグレナ・マイヘルスとジーンクエストの遺伝子解析サービスのゲノムデータをもとにした、「食べ過ぎてしまう傾向が高めの遺伝子タイプが多い出生地(都道府県)ランキング」を発表しました。同調査によると、食べ過ぎてしまう傾向が高めの遺伝子タイプが多い出生地(都道府県)の1位は「山梨県」だったそうです。

ユーグレナ・マイヘルスとジーンクエストが提供する遺伝子解析サービスは、個人の健康リスク・体質・祖先について、300項目以上の遺伝子型を解析し、どのような病気にかかりやすいか、どのような体質の遺伝的傾向があるかについて、結果を提供するサービスだそうです。

2020年5月に、同サービスの利用者の中から2万1371人のゲノムデータを用いて、「食事に対する自制力(SNP:rs1726866)」の項目について、「食べ過ぎの傾向が高めのタイプ(遺伝子型:TT)」、「食べ過ぎの傾向が一般的なタイプ(遺伝子型:CT)」、「食べ過ぎの傾向が低めのタイプ(遺伝子型:CC)」の3つのタイプの中から、「食べ過ぎの傾向が高めのタイプ(遺伝子型:TT)」に該当する人の割合を血液型と都道府県ごとに算出し、数値化したといいます。

調査によると、「食べ過ぎの傾向が高めの遺伝子タイプの人の割合が相対的に高い都道府県」の1位は「山梨県」(24.26%)でした。

以下、2位「香川県」(23.91%)、3位「富山県」(23.76%)、4位「長崎県」(23.14%)、5位「広島県」(22.95%)、6位「福井県」(22.90%)、7位「新潟県」(22.60%)、8位「福岡県」(21.80%)、9位「鳥取県」(21.21%)、10位「山形県」(20.81%)と続き、TOP10内に日本海側の7県がランクインしていたほか、全ランキングでは西日本エリアが上位に多いという傾向がうかがえたそうです。

なお、遺伝子解析項目「食事に対する自制力(SNP:rs1726866)」に関して、日本人の22.1%の遺伝子型が「食べ過ぎの傾向が高めのタイプ(遺伝子型:TT)」、45.3%の遺伝子型が「食べ過ぎの傾向が一般的なタイプ(遺伝子型:CT)」に該当しており、ランキング上位の都道府県の出身であっても、「食べ過ぎの傾向が低めのタイプ(遺伝子型:CC)」に当てはまる人もいるといいます。

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