「ヨークシャーテリアはこんなのじゃないわよ」散歩中の愛犬に心ない言葉 実は多くの飼い主が同様の経験を「いろんな犬がいて当たり前」「みんな違ってみんな可愛い」

はやかわ かな はやかわ かな

「何犬ですか?って聞かれたからヨークシャーテリアですって答えたら、ヨークシャーテリアはこんなのじゃないわよって言われちゃった」という、popopo(@hazelamber1115)さんのツイートが話題を呼んでいます。

popopoさんはこの日のお昼、1歳8カ月になる愛犬、ヨークシャーテリアの女の子、リタちゃんを連れて、お散歩をしていました。すると、前方から歩いて来た見知らぬ人が、「何犬なの?」と声をかけてきたそうです。お散歩中の犬飼いさんたちがこんな風に声をかけられることはよくあること。popopoさんもいつものように、「ヨークシャーテリアです」と返答。しかし返ってきたのは、「ヨークシャーテリアはこんなのじゃないわよ」という、予想外の言葉でした。突然浴びせられた心ない言葉に傷ついたpopopoさんの投稿には、4.5万件のいいねがつき、1000件を超える励ましと共感の声が殺到。popopoさんにお話を聞きました。

「いろんなワンちゃんがいて当たり前」

その後のやりとりについて、「ヨーキーを飼うのが初めてなので何もわからず咄嗟に言葉も返せず、『そうなんですかね』と変なことを言って帰ってきました」とツイートしていたpopopoさん。

すると、「人と同じでいろんなワンちゃんがいて当たり前なので安心してください」「みんな違ってみんな可愛い」「みんながみんな図鑑に載ってるような姿形や大きさじゃないですよね。個性!個性!なんて素敵なの」と、多数の励ましのリプライが殺到。また、犬飼いさんたちから同様の経験談も多数寄せられるなど、大きな反響を呼んだ今回のツイートについて、popopoさんにお話を伺いました。

※「ヨーキー」は、ヨークシャーテリアの通称です。

そんなこと言われても…

ーー今回のご投稿と寄せられた多くのリプライを拝読し、愛犬の犬種について、心ない言葉をかけられた方が少なくない事実に改めて驚きました…。

「同じ思いをされている方がたくさんいらっしゃる事実に私もびっくりしました。正直、こんなのじゃないって言われた直後は、『ええ~、そんなこと言われても…』という気持ちでした。実はリタは生後4カ月の時、前の飼い主さんが飼えなくなり、うちで引き取った子でした。

なので、私たち家族もヨークシャーテリアについて専門的な知識がある上で飼い始めたわけではなかったため、引け目はありましたし、声をかけてきた方と同じく、私自身も、<ヨークシャーテリア=耳に飾り毛のあるフルコートの小型犬>という古いイメージで止まっていたと思います…」

ーーその方も犬を連れていらしたのですか?

「いえ、連れていなかったです」

ーートリミングが必須な犬種はカット次第でがらっと印象が変わるので、最近のカットのスタイルをご存知ないのかもしれないですね。それでも、リタちゃんのシルキーコートの輝き具合や顔立ちを見れば、ヨーキーだとわかるはずなんですけどね…。もしもう一度その方に返答できるならどんな風に答えたいですか?

「言い争うつもりはないですが、リタがヨーキーであることは間違いないので、こういう毛色のヨーキーもいますし、こういうカットのスタイルも今はあるみたいですよ~と、伝えてみたいです」

ーーリタちゃんは、立ち耳の大きなお耳に合わせて、ミッキーマウス風の「耳ッキー」スタイルにされているんですね。

「前に一度、いわゆるヨーキーらしい、耳の毛を三角にカットしたスタイルにしてもらったのですが、あまりリタに似合ってない気がしたので、2回目のトリミングからはミッキー風でお願いしています。トリミングは大体、1カ月から1.5カ月に一回のペースで、顔と耳は丸で、体全体は3ミリのサマーカットでお願いしています」

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