「映画館でポップコーンを食べるタイミング」。ツイッターに投稿された、イラストレーター・ともわかさん(@a0PH)のマンガに6.8万いいねがつくほど話題を呼んでいます。
描かれているのは、映画館で作品を鑑賞しているネコちゃんの姿。手にはポップコーンのカップがあり、咀嚼音や手に取るガサガサ音を考慮し、タイミングを選んでポップコーンを食べています。
本編前の予告ではムシャムシャ。しかし、本編が始まるとそちらに集中して口に運ぶ手を止めます。その後、音が大きい爆発・爆音のシーンでは再びポップコーンを口に運ぶネコちゃん。その後、シリアスなシーンではピタッと手が止まり、エンドロールを迎えると「まだ残ってる!」と言わんばかりにムシャムシャと食べ進めるのでした。
マンガには「すごくわかる」「分かる!ポップコーン食べるタイミング、なかなか難しいよね」「私はほとんどポップコーンは食べないけど氷の入ったジュースを飲むタイミングはこんな感じ エンドロールで一気飲みw」と、周囲への配慮について共感の声が多数あがっています。ともわかさんにお話を聞きました。
「人によって様々な意見があって」
ーー直近で映画館に行って着想を?
「そうです。前々から『ポップコーンを食べるときこうなるよな~』とは思っていたのですが、描いたらおもしろいんじゃないかと思ったので今回描いてみました」
ーー映画館にはよく行かれるんでしょうか。
「月1回行くか行かないかくらいです。家で観る方が多いです。映画館ではほぼ毎回ポップコーンかドリンクを買っているのですが、隣に人がいたらそれなりに気を使います」
ーーどちらも音を気にしますよね。漫画は反響が大きかったですが、どのような声が届きましたか。
「わりと『自分もそうしている』という声が多かったです。また、『そもそも食べないで欲しい』『気を使うくらいなら買わなければいいのに』という声もあり、人によって様々な意見があっておもしろいと思いました」
ーーともわかさんのお気持ちを聞かせてください。
「たくさんの方に見ていただけてうれしいです」
◇ ◇
ちなみに、ともわかさんが何の映画を観たあとにこの漫画を描かれたのか伺ったところ、「『NOPE』を観たあとに描きました」とのことでした。