「こんなところで会えるなんて」心温まる漫画にSNSが涙、17万いいねも「泣いた…」「もう一度会いたいな」

門倉 早希 門倉 早希

「こんなところで会えるなんて」。ツイッターで、イラストレーターの526(こじろー)さん(@Kojiro337)の描いたマンガに17.8万いいねがつき、大きな反響を呼んでいます。

漫画は、女性が押入れを整理しているシーンからスタート。子ども時代に親しんだテレビゲームを発見した女性は、ゲームを起動し、自身の分身であるアバターを操作して楽しんでいる様子です。

そんな女性の目にふと入ってきたのは、グレイヘアをした別の女性のアバター。ゲームの動きを止め、ふと横を向いた女性の目線の先には、アバターのモデルになったであろう親族と思しき女性の写真とお線香が並んでいます。作中にセリフは一切ないものの、ゲームのなかで再会できた2人が一緒に時間を楽しんでいるかのような温かい空気が伝わってきます。投稿者で作者の526さんに、作品についてお話を伺いました。

「一緒に遊んだ日を思い出すだろうな、と」

ーー漫画は526さんの実体験でしょうか。

「昔、遊んでいたゲームに家族を登録していました。もうなくなってしまったので実体験ではないですが、今開いたら一緒に遊んだ日のことを思い出すだろうなと思い、漫画にしました」

ーー526さんの思い出もあっての作品なのですね。

「小さい頃はよく家族が集まった時などに一緒にゲームしました。ゲームはいつも一人でやっていたのですがみんなとできて楽しかったです」

ーーいいねやリツイートなど、大きな反響となりました。

「たくさんの方に見ていただけて嬉しいです。中には心温まるコメントもいただき、何度も読み返しています」

ーー印象的だったコメントがあれば教えてください。

「『同じような経験をした』『今日まさにこれだった』など共感していただけるコメントが多くあったのが印象的です。多くの方が同じような体験をしたのだなと思いました」

◇ ◇

526さんのマンガには、引用リツイートとリプライを合わせて1000件以上のコメントが殺到。

「まじで泣いた…」「古のゲーム売れない理由がこれ」「我が家も亡くなった実父と祖母のMiiがいるので、未だに処分できません…」「あたしも小学生のときおじいちゃんのmii作った 涙」「おじいちゃんにもう一度会いたいな」と、投稿された時期がお盆だったこともあり、故人との思い出を振り返る人も多く見られました。

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