喜楽館に兵庫ゆかりの落語家が集合! 9月に「兵庫県民ウイーク」開催  ラジオ関西開局70周年企画

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 神戸新開地・喜楽館(神戸市兵庫区)は、9月19日(月・祝)~25日(日)、兵庫県ゆかりの噺(はなし)家が集う昼席「ラジオ関西開局70周年記念『兵庫県民ウイーク』」を開催する。

 今年4月に70周年を迎えたラジオ関西(同市中央区)の開局記念も兼ねた企画で、同局の番組に毎週出演している落語家の露の吉次(尼崎市出身、在住)、喜楽館で収録した番組のレギュラーパーソナリティで、寄席三味線、おんな道楽(三味線漫談)の内海英華、人形を手足にはめて口演するパペット落語で名高い笑福亭鶴笑(朝来市出身)らが登場する。露の吉次は1週間、中トリを務める。

 日替わりのトリも、笑福亭松喬(19日、西宮市在住)、笑福亭鶴笑(20日)、笑福亭銀瓶(21日、尼崎市在住)、桂あやめ(22日、神戸市兵庫区出身)、月亭遊方(23日、西宮市出身)、桂文之助(24日、神戸市兵庫区出身)、桂米團治(25日、関西学院大、尼崎市育ち)と兵庫県メンバーで構成しているほか、桂吉弥(神戸大、尼崎市在住)、桂かい枝(西宮市在住)、桂三ノ助(神戸市兵庫区在住)、桂よね吉(尼崎市在住)、笑福亭由瓶(丹波市出身)、林家愛染(明石市出身)、月亭秀都(姫路市出身)らも出演する。

 記者会見に臨んだ笑福亭鶴笑は「兵庫県は広い。それぞれ(の地域で特色が)あるから面白い。県民性も多様だが、ウイークをきっかけとして兵庫県が一つになれば。皆さんにどんどん来ていただきたい」とアピールした。

 露の吉次は「(地元の)尼崎は庶民的な住みやすい街。人情があって、落語に通じるものがある」と語り、「神戸の老舗放送局であるラジオ関西も新開地の喜楽館も、地元に愛されてナンボ。ウイークが兵庫、神戸の皆さんにかわいがっていただけるいいきっかけになれば良い」と意気込んだ。

 大阪府民の内海英華は「喜楽館のオープン時から、たぶん兵庫県民よりも多く新開地に来ている」と強調。「ラジオ関西の番組では、落語を知らない方にも放送を聴いてもらい、喜楽館に足を運ぶきっかけにしてもらえたらと思って出演している」と話した。

 期間中は、ラジオ関西が持つ貴重な懐かしの噺家レコードジャケットがロビーで展示されるほか、来館者の中から毎日抽選で1人に、JA共済連兵庫の保養施設、城崎温泉「あさぎり荘」の優待券(3万円分)のプレゼントもある。

 問い合わせは喜楽館、電話078-335-7088。

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