犬・猫が「人間の言葉や想いを理解している」…飼い主の97.3%が回答 なつかれていると思う割合には男女差も

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みなさんは、自身が飼っているペットとのコミュニケーションにおいて、犬や猫が人間の言葉や想いを理解していると思いますか。全国の犬や猫を飼っている男女561人に聞いたところ、9割以上の人が「犬や猫が人間の言葉や想いを理解していると思う」と回答しました。また、犬・猫が自身と配偶者のどちらになついているかについては男女で認識のずれが大きいことがわかったそうです。

株式会社一条工務店が、2022年6月~7月の期間に「コロナ禍3度目の夏 犬・猫との暮らしに関する意識調査」として実施した調査で、男性162人、女性399人、そして20代以下(61人)・30代(224人)・40代(142人)・50代(94人)・60代以上(40人)の人が回答しています。

同調査によると、「コロナ禍になってから犬または猫を飼い始めた、または増やした」と回答した人は33.5%でした。また、その理由については、「たまたまそのタイミングだったから」(58.5%)に続いて、「癒しが欲しかった」(28.2%)、「家族とのコミュニケーションに役立つと思った」(21.3%)、「おうち時間を楽しく過ごしたい」(20.2%)といった回答が上位に並び、2位以下の回答では少なからずコロナの影響が感じられる結果となりました。

次に、「犬や猫を飼う前と後で家族とのコミュニケーションは増えましたか」と聞いたところ、「増えた」(39.8%)と「とても増えた」(33.5%)を合わせると73.3%の人が「家族のコミュニケーションが増えた」と感じていることがわかりました。

また、「家族間での会話のうち、犬や猫に関する話題の割合」については、「3~4割」(35.7%)が最多だったものの、「5~6割」(23.9%)、「7~8割」(13.0%)、「9~10割」(3.9%)と回答した人もおり、家族間の会話の半分以上が犬・猫に関する話題だという人が40.8%いることがわかったそうです。

続いて、「犬や猫が人間の言葉や想いを理解していると思うことはありますか」と聞いたところ、「よくある」(62.7%)と「たまにある」(34.6%)を合わせると、97.3%の人が犬・猫が人間の言葉や想いを理解していると感じていることが判明。また、「犬や猫が人間の言葉を話していると感じることがありますか」と聞いたところ、「よくある」(36.2%)と「たまにある」(30.8%)を合わせると、67.0%の人が犬や猫が人間の言葉を話していると感じていることもわかったといいます。

さらに、配偶者またはパートナーと同居している人に「犬・猫が自身と配偶者、どちらになついていますか」と聞いたところ、「自身」と回答した割合は、男性が31.6%だった一方で、女性は52.6%と、男女で認識のずれが大きいことが窺えたそうです。

次に、「SNSで犬や猫のことを発信していますか」と聞いたところ、「元々持っていたSNSアカウントで発信している」(27.8%)と「犬・猫専用のSNSアカウントで発信している」(17.3%)を合わせると、45.1%の人がSNSで犬・猫のことを発信していることが判明。一方、「発信しておらず、今後もする予定はない」と回答した人は38.0%でした。

最後に、「犬や猫との暮らしで困ること」を聞いたところ、「長時間留守にできない」(46.2%)が最多に。次いで、「エサ代や医療費などがかかる」(45.8%)、「ニオイが気になる」(39.6%)、「部屋が散らかる・汚れる」(31.6%)、「排泄物の始末」(31.4%)といった回答が上位に並んだそうです。

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