「オレタチワァ小鳥ダッ!」留守中のインコが自己紹介!? 謎のメッセージに爆笑…飼い主「教えたことないのに」

はやかわ かな はやかわ かな

「お留守番の妹子見てたら『オレタチワァ小鳥ダッ!』って言ってた」とつぶやき、愛鳥の妹子(いもこ)くんの動画をツイッターに投稿したのっさん(@pontamapopo)さん。そこに映っていたのは、お留守番カメラに映るインコが、「オレターチワァ小鳥ダッ!」とはっきりしゃべる様子!

「ワレワレハ宇宙人ダ、の小鳥バージョン?」「小鳥たちの反乱が始まる…。ゴクリ」と、驚きのリプライが殺到したインコの謎メッセージについて、飼い主ののっさんさんにお話を聞きました。

「コノカラダニモナレテキタナ…」

「教えたんでしょってツッコもうとしたら…意志を持った小鳥だったとは」「そのうち『コノカラダニモナレテキタナ』とか言い出しますよ!」と、愉快なリプライも寄せられたのは、のっさんさんの愛鳥、妹子(いもこ)くん。薄紫の羽色が美しい、2歳半になるジャンボセキセイインコの男の子です。

この日、一羽でお留守番中だった妹子くん。実は飼い主さんは妹子くんに、『俺たちは小鳥だ』という言葉を教えたことはなかったそうです。「一羽しかいないのにオレタチです」「何に向かって自己紹介してたんだろう…」とツイートしていたのっさんさんに、妹子くんの謎のメッセージについてお話を伺いました。

実は見えない何かに…

ーーこれは留守番カメラの映像だそうですが、最初にご覧になったのは出先だったのですか?

「はい。仕事の休憩中にリアルタイムで見ました。ペットカメラを見ていたら楽しそうに妹子がお喋りをしていたので、録画ボタンを押しました。しばらくずっとお喋りしていて、今日も元気いっぱいで可愛いなぁと思って見ていました」

ーーもともと「オレタチワァ小鳥ダッ!」という言葉は教えてないのだとか。

「はい。しかもなぜオレタチ(複数形)なんだろう?と思っていました(笑)。もちろん、話した言葉自体に特に意味はないと思います」

ーー今回の妹子くんの自己紹介風のおしゃべりについて、「日中は無音にならないようテレビをつけっぱなしにしているので、テレビの音声に反応しているのだと思います」とツイートされていましたね。

「実は見えない何かに向かって自己紹介していた…とかだと面白いのですが、動画に映っていたように妹子がケージの入口付近にいる時は、ケージの外に興味がある時なので、テレビの音声が気になっていたのかもしれません」

自然に覚えたのは『オッケーグーグル』『インコです』

ーー妹子くんは今、どれぐらいの「単語」を覚えているのですか?

「数えたことはないのですが、いろいろ話します。今までに教えた言葉は、『倍返しだ』『妹子もこもこモコ太郎チチチチ!』『ドッキリドッキリどんどん』です。現在教えている言葉は、『俺はジャンボセキセイインコの妹子だ』『人間に戻して』『ドッキリドッキリどんどん不思議なチカラがわいたらど~しよ、ど~する?』です。他にもいつの間にか話している言葉があるのですが、『オッケーグーグル』『なにこれ?』『どした?』『インコです』『かわインコちゃん』『おれ妹子』『プリプリ』などは、自然に覚えたようです」

ーー妹子くんといると毎日楽しそうですね。

「一緒にいて毎日楽しいです。妹子は他の鳥と一緒に暮らした経験があまりないせいか、人間っぽいところがあり、好奇心旺盛で、初めて見るものも怖がらず、すぐに自分のおもちゃにしてしまいます。鳴き声が面白くて、普通の鳥が『ピー』と鳴くところを、『いもっ』『ぷり』と言う時があります。ジャンボセキセイインコ独特のもふもふ感も可愛いです」

◇ ◇

「言葉自体に特に意味はない」と、のっさんさんが語っていたように、インコやオウムが音や言葉を真似して鳴くのは、基本的には「仲間同士のコミュニケーション」。言葉自体の意味を理解しているわけではない、と言われています。しかしインコやオウムは知能や社会性が高く、状況と言葉(音)を結びつけることも出来るそうです。

覚えた単語をランダムにアレンジしてお喋りした結果、謎のメッセージを発信してしまった妹子くん。「オレタチ小鳥軍団に侵略されたいです」と、のっさんさんがツイートしていたように、実は妹子くんのおしゃべりは、可愛い小鳥軍団からの謎のメッセージ……とSFファンタジー風に妄想してみるのも楽しいですね。

■妹子くんのInstagram『violet.imoko』

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