母のファッションにあこがれる6歳の娘 親から子への素敵なおさがりが話題 「私のワンピース、下着にしとった」「女同士の特権ですよね」

中将 タカノリ 中将 タカノリ

親子間の服のおさがりに関する話題がSNS上で盛り上がっている。

きっかけになったのはイラストレーターでエッセイ漫画家のさざなみさん(@3MshXcteuuT241U)による

「私が新しい服や靴下を身に付けていると必ず気付いてほめてくれる長女。
『それ いいね』に続けて
『わたしがおとなになったら着てもいい?』
…もしかして、親子間でもおさがりがあると思ってる?」

という投稿。

親子間で服のやりとりをする人は多いようだ。さざなみさんの投稿に対し、SNSユーザー達からは

「私はよく母のおさがり着てましたよ!『大きくなったら着たい』と言ったらとっておいてくれたのと、元々私の趣味が渋かったのもあり………今でも時々、母が着なくなった服を貰って着たりしています☺️ 女同士(親子)の特権ですよね」
「おさがりというか、子供の時はサイズちがうから無理だけど中学生とかから普通に昔からかりてました!笑 身長とかがかわらなかったので!自分の服は勿論別にあったけど、今でも普通にかりる!笑 母が着れなくなった物デザイン好きならおさがりOKだけどな。」
「昔、うちの母、にやぁと笑いながら、『私が、この下に着てるのあんたの服だよ。』と言ってきた事があるなぁ。私のワンピースを下着にしとった。」
「皆さまのエピソード含め微笑ましく拝読しました。我が家は、お下がりもお上がり?(私のものが母のもとへ行く)もありです。母は、周りの方がお世辞でなく褒めてくださるオシャレ人で、これまで勉強させてもらいました。何なら父からお下がりのTシャツも。サイズが合わずで、試着のみのものでしたが。」

など数々の体験談が寄せられている。

さざなみさんにお話をうかがってみた。

ーーお嬢さんからお願いされた際のご感想をあらためてお聞かせください。

さざなみ:私の服を気に入ってくれたからこその言葉だと思い、素直に嬉しかったです。娘はまだ6歳なので、まだまだ先のことを「絶対ね!」と話す様子が可笑しくて可愛らしく感じました。

ーーご自身はお母さまや身内の方からのおさがりを着ることはなかったのでしょうか。

さざなみ:母と私は体格が違って、母が大切に置いてくれていたワンピースやスーツはウエストが入らず、断念しました…。

しかし、アクセサリーや着物の飾りなどは付けさせてもらったことがあります。歴史を感じて、なんどか嬉しくなった思い出です。

ーー今回の反響についてご感想をお聞かせください。

さざなみ:いろいろなご家庭のおさがりエピソードにほっこりしています。「流行は一周して戻ってくるから母や祖母の服が可愛く思える」とか「いいものは長持ちする」というご意見に大きく頷きました。

◇ ◇

ただエコなだけでなく流行を俯瞰できるファッション感覚や家族の絆も育めるおさがり。ものであふれている現代だからこそ、この習慣が今後も廃れず続いてゆくことを願いたい。

さざなみさん関連情報

Twitterアカウント:https://twitter.com/3MshXcteuuT241U

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