全国「道の駅」グランプリ 1位は群馬・武尊山の麓に広がる自然豊かな道の駅

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休憩するだけでなく、その地域の文化・歴史・自然などの情報の提供や、特産物品も買える道の駅。株式会社リクルートが発行する旅行情報誌『じゃらん』が発表した「全国道の駅グランプリ2022」によると、満足度の高い道の駅1位には群馬県にある「道の駅 川場田園プラザ」が選ばれたそうです。

同ランキングは北海道、沖縄を除く全国約1000の道の駅が対象。45都府県在住の20代~50代の男女3805人に、過去3年以内に行ったことがある施設の中から、「満足した・良かった」施設を3つまで選択してもらい、その結果を集計、ランキング化したといいます。上位の施設は以下の通りです。

【第1位:道の駅 川場田園プラザ(群馬県川場村)】

武尊山(ほたかやま)の麓に広がる自然豊かな道の駅。広い敷地内には、地元の農産物や地元食材を使った加工品の直売所、レストランやベーカリーが点在しています。さらに、ビール工房も備え、クラフトビールの人気も定着。パンやソーセージを買って広場でのんびり過ごすのもオススメ。食と遊びが充実した、一日遊べるスポットになっているといいます。

【第2位:道の駅 上品(じょうぼん)の郷(宮城県石巻市)】

県内唯一の温泉保養施設がある道の駅。温泉で疲れを癒やしながら、新鮮な石巻の特産品や農産物が並ぶ直売所での買い物、オリジナルグルメ充実のレストランを楽しむなど、のんびりと一日中過ごすことができるそうです。2022年春には、地元の人気店が並ぶショップに「珈琲工房いしかわ」はじめ、新たに4店舗が仲間入りしたそうです。

【第3位:あ・ら・伊達な道の駅(宮城県大崎市)】

年間300万人以上が訪れる人気の道の駅。2021年7月にリニューアルを行ない、毎日300種類以上の地元商品が並ぶ直売所・ロイズ常設店・特産品の品ぞろえなどがさらに充実し、見どころ満載。同年冬には「aladate Gelato&PIZZA」も登場し、ますますパワーアップしているそうです。

【第4位:道の駅 伊東マリンタウン(静岡県伊東市)】

マリーナが併設され、多彩なショップやレストランが並ぶカラフルな建物が特徴の大型道の駅。日帰り温泉施設には、海が一望できる露天風呂やサウナを備え、そのほか全長43mもある無料の足湯など、一日楽しめる複合施設となっています。道の駅登録20周年を迎え、7月からはスイーツ店が2店舗増設、さらに楽しい施設になっているといいます。

【第5位:道の駅 なみおか アップルヒル(青森県青森市)】

日本有数のりんごの産地である青森県浪岡地区にあり、観光りんご園を併設する道の駅。地元の特産品をはじめ、手作りのアップルパイやジェラートも人気。また、秋のりんご狩り、藍染め体験やラベンダーまつりに収穫祭など、年間を通じて数多くのイベントが開催されるのも魅力。2022年4月にはふれあい広場の遊具がリニューアルされたそうです。

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以下、6位「道の駅ららん藤岡(群馬県)」、7位「道の駅しちのへ(青森県)」、8位「道の駅あわじ(兵庫県)」、9位「道の駅象潟(きさかた)ねむの丘(秋田県)」、10位「道の駅雫石あねっこ(岩手県)」など、トップ10には買い物もグルメも遊びも楽しめる充実度の高い道の駅が多数ランクインしたといいます。

調査結果について「関東・東北じゃらん」編集長の西尚子さんは「ニューオープンやリニューアルなど進化を重ね、道の駅は旅の目的地となっています。旬の食材が並ぶ直売所や地元グルメ、スイーツ、体験など、幅広いニーズに応えてくれる充実の施設が魅力的な道の駅がますます増えています」と述べています。

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【出典】
▽じゃらん 全国道の駅グランプリ2022
https://www.jalan.net/news/article/651020/

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