母子の異色のタッグ…新たな挑戦も
今回の長男さんの難聴にまつわるエピソード以外にも、多数の漫画を手掛けている忍者ママさん。
「忍者村」という地域を舞台に、忍者ママさんやご家族をはじめ、個性豊かな登場人物たちがおりなすドタバタ劇が見どころです。
そんな忍者ママさんの漫画、実は忍者ママさんと長男さんのタッグで制作されています。
大学院生の長男さんが原作、イラストレーターである忍者ママさんが作画を担当されており、取り上げるネタはLINEや電話を通じて二人で出し合って決めているとのこと。
制作にまつわる詳しい話を、原作を担当されている長男さんにおうかがいしました。
――母子というのは異色のタッグですね。お二人で漫画を制作しようと思われたきっかけは？
長男さん：漫画を制作しようと思ったきっかけは、僕の友達がマルチ商法にハマったのにむかついたことです。その友達に「金が全てじゃないこと」と「楽しみながらお金を稼げること」を証明したくてはじめました。母を誘ったのは僕の周りにいる人の中で一番お金が好きだったからです。
――個性的なキャラクターたちが登場するのも魅力の一つですね。ここで、主要人物の紹介をお願いします。
紹介したいキャラは沢山いるのですが、すべて取り上げると長くなるので、とりあえずうちの４人家族だけ紹介します。
【忍者ママ】
…現実では作画を担当しており、この漫画の主人公です。デザイナーをしながら、デイサービスで働き、唐揚げ屋のバイトもしています。馬車馬のように働いてます。裁縫が趣味で、有名になったら可愛い介護用の服を売るブランドを作りたいらしいです。
【長男（そうち）】
…現実では原作を担当しています。現役大学院生でこの前まで就活をしていました。生まれつき右耳が聞こえていません。トレーディングカードゲームが趣味で、ポケモンカードの日本一を目指しています。
【次男（けいぴ）】
…そうちの４つ離れた弟です。現在大学生で、バイトしたり、勉強したり、恋愛したりと、大変な世の中で彼なりに大学生活をがんばっています。甘やかしすぎたので、すぐキレるところが欠点です。趣味は洋服で、家族の贔屓目でみてイケメンです。
【ダンナ】
…趣味はタバコとDIYです。猫が唯一の友達です。
――イラストレーターのほかさまざまな仕事を抱える忍者ママさんと、大学院生の長男さんのコンビ。お二人とも多忙のなか、漫画の方も公式ブログとして開始するなど徐々に活躍の幅を広げていますね。今後どのように活動されていくのでしょうか？
長男さん：今まで、家族の現在や過去の話を紹介してきたのですが、ゆくゆくは未来の話も見せていきたいです。いろんなバックボーンを知ってもらったうえでの、新たな挑戦の話です。まだ、はっきりとは決まっていないのでぼんやりとした回答になりますが、楽しみにしていただけると幸いです。
◇ ◇
互いに忙しい日々を送りながらも、公式ブログを開設するなど収益化に成功したり、新たなジャンルへの挑戦を考えているなど、精力的に漫画制作を行っている忍者ママさんと長男のそうちさん。
読者の皆さまへのメッセージをお願いしたところ、長男さんより次のようなコメントをいただきました。
「最近、急にフォロワーやいいねが増えて、びっくりしてます。そして、それ以上にめちゃくちゃ嬉しいです。こんなものは見てもらってなんぼなので、読者の方にはただただ感謝しかありません。これからも母と一緒に目一杯頑張りますので、何卒宜しくお願い致します」
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