手抜き上等!これが「働くママ宅」夕飯事情 ささっと炒飯、簡単パスタ…リアルな“超簡単レシピ”を聞いた

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平日は仕事を終了後は小走りで保育園へのお迎え。子どもの「公園寄りたい!」「スーパー行きたい!」なんて言葉は相槌で華麗にかわし、急いで帰宅。そこからは、怒涛のバタバタ時間が始まります。一番の難関は、ご飯作りではないでしょうか? 一人や兄弟と遊んでくれていたら、まだ夕飯作りもスムーズに進むものの。1歳くらいは後追い、2歳〜3歳になるとイヤイヤ期、4歳以上でも「ママ見て〜」攻撃などなど、ママが夕飯作りにかけられる時間は限られていますよね。

理想は栄養バランスの取れたメインと副菜2品、そして一汁。分かってはいるけど、なかなか作れないのが現実。そんなママたちはどんな献立を夕飯で作っているのでしょうか?…突撃してみました!

ママたちの夕方は戦場!

働くママの夕方は、1日で最も忙しい時間です。実際、どんな生活をしているのか、ママたちの夕方時間について聞いてみました!

   ◇   ◇

▽朝のツケが!夕方に集中

朝、いろいろ家事をしてから家を出れたらいいのですが、朝は朝でめちゃくちゃバタバタ。まだ眠い娘の機嫌をとりつつ、保育園の準備やできる範囲の家事をするので手一杯!そのおかげで、お風呂洗いや酷いときは朝ごはん時の食器などが帰宅後の家事にプラスされてしまう。夕方はとくに夫もいないので、あまりにやることが多くて泣きたくなる日もしばしば。(Tさん、子ども3歳)

▽献立考えるのすら面倒くさい

コロナ禍でリモート勤務なのですが、とにかく仕事が忙しいときは、お迎え1分前まで仕事をしています。お迎えから帰ってきても、LINEやメール仕事の連絡がくるため、仕事モードからママモードへの切り替えができません。ギリギリまで仕事しているせいか、その日の献立を考えてない!なんてしょっちゅう。料理をすることよりも、今日何にしよう?と献立を考えるのが一番面倒臭い!そろそろ、お金をかけて、宅配献立キットにお世話になろうかなと考えています。(Hさん、子ども4歳・1歳)

▽週3くらい外食!なんのために働いているんだっけ?

夫は名古屋に転勤になっており、月に2回、土日しか帰宅してません。なので、平日はワンオペ。歯科衛生士をしているので、土曜日も出勤です。子どもも小学校にあがり1人でできることが増えたとはいえ、保育園とは違う壁にぶち当たっています。仕事終えて、子どもを民間学童へ迎えにいくと、帰宅が20時近いこともしばしば。そうなると、夕飯は外食が多くなり、家計にも大打撃! 本当になんのために、働いているんだろう?と思うときがよくあります。(Sさん、子ども8歳・6歳)

ワーママの晩ご飯を突撃取材!

しっかり作るときもたまにはあるけれど、とにかく短い時間で作りたい、あるいは作りたくない! そんな日、ママたちはどうしているのか聞いてみました。

   ◇   ◇

▽冷凍庫の残り野菜とシーチキンでささっと炒飯。味付けは焼き肉のタレ、目玉焼きをトッピング。子どもは大満足でぺろりと平らげます。〔事務系、子ども8歳〕

▽素麺!トッピングは卵とハムだけ。子どもは大好きで、量を食べてくれるから大助かりメニューのひとつです。特に夏は週に3日は登場します。〔営業、子ども4歳〕

▽残業続きで作る気になれず、メニュー豊富の魚系居酒屋へ。子どもと大人それぞれ好きなものを選べるし、子どもも楽しそうなのでよしとしています。〔SE、子ども3歳〕

▽「簡単パスタ」。具はベーコンとほうれん草だけ。味付けはインスタントの松茸のお吸い物顆粒と醤油とバターだけ。パスタはレンジで茹でられる容器があると便利です。子どもたちは大好きで、良くリクエストされますよ。〔看護師、子ども9歳・2歳〕

▽近所の「すき家」の牛丼をテイクアウト。牛丼ベースだけど種類はたくさんあるし、子どもたちもけっこう好きで全部平らげます。週2回くらい利用しているので、子どもにはちょっと申し訳ないけど、皆であーだこーだ話しながら食べる牛丼も美味しい!と自分に言い聞かせてます。〔編集、子ども10歳・8歳・1歳〕

▽朝、圧力鍋に玉ねぎとにんじんと牛肉と水を投入して、圧をかける。帰宅したらルーを入れて溶かして、ハヤシライスのできあがり!ジャガイモを入れればカレーにもなります。〔事務系、子供8歳〕

▽レタスか白菜を冷凍食品のシュウマイの下に敷いてそのままチン。よい感じに水分も出るし、一応野菜も取れるし、一石二鳥。〔自営業、子ども7歳〕

栄養バランスはある程度給食にお願いしちゃう

野菜がない、おかずは一品、2日連続外食、そんな夕食になってしまうことはけっこうあると思います。でも子どもは喜んでもりもり食べている!

野菜やほかの栄養素は、保育園や小学校の給食でたくさん取ってきてくれるでしょう。子どもの笑顔と満腹こそが、子ども自身とママの明日への活力となるのではないでしょうか。

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