関西の住みたい街ランキング 駅は「西宮北口」が2年連続で1位、自治体は「兵庫県西宮市」が4年連続で1位に

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大東建託株式会社は、関西2府4県(大阪府・京都府・兵庫県・奈良県・和歌山県・滋賀県)の駅および自治体を対象にした「住みたい街ランキング2022<関西版>」をこのほど発表しました。関西2府4県居住の20歳以上の男女3万573人を対象に聞いた調査で、住みたい街(駅)の1位には「西宮北口(阪急神戸線)」が選ばれました。また、住みたい自治体の1位は「兵庫県西宮市」が選ばれたそうです。

2022年3月に行われた調査です。なお、集計では近接駅を統合しており、2つ以上近接駅を統合した場合は、駅名の後にA(area)を付記し、以下のように表記しています。

「梅田A:梅田・大阪梅田(阪急神戸線)・大阪梅田(阪神本線)・大阪・北新地・西梅田・東梅田」「神戸三宮A:三ノ宮・神戸三宮(阪急神戸線)・神戸三宮(阪神本線)・神戸三宮(神戸高速鉄道東西線)・三宮・花時計前」「神戸A:高速神戸・神戸・ハーバーランド」「明石A:明石・山陽明石」「天王寺A:阿倍野(地下鉄谷町線)・阿倍野(阪堺電気軌道上町線)・大阪阿部野橋・天王寺(地下鉄御堂筋線)・天王寺(JR大阪環状線)・天王寺駅前」「高槻A:高槻・高槻市」「なんばA:大阪難波・JR難波・なんば・難波」「岡本A:岡本・摂津本山」「福島A:新福島・福島(阪神本線)・福島(JR大阪環状線)」

関西の住みたい街(駅)の1位には兵庫県西宮市にある「西宮北口」が2年連続で1位に選ばれました。2位も2年連続で「梅田A:梅田・大阪梅田(阪急神戸線)・大阪梅田(阪神本線)・大阪・北新地・西梅田・東梅田」がランクイン。3位は「京都」で、昨年から一つ順位を上げています。トップ10の駅のうち9駅は、昨年と同じ顔ぶれだったものの、10位は昨年13位の「姫路」が順位を上げてトップ10入りをしています。

なお、「住みたい街が特にない」(43.8%)、「今住んでいる街に住み続けたい」(17.0%)の合計が60.8%で、半数以上が今住んでいる街を評価する結果となっていたそうです。

関西の住みたい街(駅)上位の特徴としては、1位の「西宮北口」は「交通利便性」(49.1%)、「生活利便性の高さ」(49.9%)、「イメージの良さ」(41.7%)、「繁華街等があるから」(26.3%)という上位の街に共通の理由以外に「住みたい街として有名だから」(28.5%)という特徴があるといいます。また投票者の64.7%は兵庫県在住ですが、26.9%は大阪府からの支持を得ているといいます。

また、2位の「梅田A:梅田・大阪梅田(阪急神戸線)・大阪梅田(阪神本線)・大阪・北新地・西梅田・東梅田」は、上位の街共通の理由で支持されており、中でも「住んでいると、人に自慢できそうだから」(11.3%)が上位10位のなかでも高くなっているそうです。

3位の「京都」は、上位の街に共通の理由の中でも「イメージが良いから」という回答が27.6%と高いことに加えて、多数の項目で万遍なく回答を獲得しており、多くの住みたいと思う理由があるといいます。

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関西の住みたい自治体は「兵庫県西宮市」が4年連続で1位となりました。2位には今年から全国の自治体を対象とした結果、「東京23区」がランクインしています。3位は「大阪府大阪市北区」となり、上位20位までの自治体は、順位変動はあるものの、2位の東京23区以外は昨年と同じ顔ぶれで大きな変動はなかったといいます。

なお、「住みたい街(自治体)」では、「住みたい街が特にない」(52.5%)、「今住んでいる街に住み続けたい」(20.5%)の合計が73.0%で、4分の3近くが今住んでいる街を評価する結果だったそうです。

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回答者属性別に見ると、年代別では、トップ5までの顔ぶれはどの年代でも大きな違いはないものの、20~30歳代の若い世代には繁華街で賑わう「梅田A:梅田・大阪梅田(阪急神戸線)・大阪梅田(阪神本線)・大阪・北新地・西梅田・東梅田」が1位なのに対し、40歳代以上の年代には、落ち着いた街並みでおしゃれな商業施設が多い「西宮北口」が1位となっています。

6位以降では、40~50歳代は「岡本A:岡本・摂津本山」、60歳以上は「夙川」や「芦屋川」など、落ち着いた住環境ながらも利便性の良い駅がランクインしてるといいます。

また、40歳未満の女性や子供のいる50歳未満の家庭は昨年に引き続き「西宮北口」が1位に。一方で、40歳未満の男性は、昨年3位の「梅田A:梅田・大阪梅田(阪急神戸線)・大阪梅田(阪神本線)・大阪・北新地・西梅田・東梅田」が1位に順位を上げているほか、5位に「なんばA:大阪難波・JR難波・なんば・難波(昨年13位)」、7位に「草津(昨年34位)」、9位に「箕面(昨年25位)」が大幅に順位を上げてトップ10入りしています。

なお、年齢が上がるにつれ、「住みたい街は特にない」「今住んでいる街に住み続けたい」の比率が上昇する傾向が伺えたそうです。

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【出典】
▽いい部屋ネット「住みたい街ランキング2022<関西版>」

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