写真と勘違いする人続出 アサヒ飲料公式も「本物みたい」と反応した1枚の絵 色鉛筆の超絶技巧に「半端ない透明感」「神すぎ!」

渡辺 陽 渡辺 陽

Twitterに投稿された一枚の画像が話題になっています。「色鉛筆で三ツ矢サイダー描きました」と書いてある通り、真っ白な紙に描かれているのは三ツ矢サイダーのペットボトル。一瞬、写真と見間違えるほど精巧なアートに、アサヒ飲料公式も反応し、「色鉛筆で本物のような「三ツ矢サイダー」を描いていただき、ありがとうございます!」とリプライしました。他にも、「凄い透明感!水滴1つから液体のリアルさが凄いです〜」、「半端ない透明感」、「神すぎ!久しぶり飲みたくなってきました!」という反響があり、「いいね」は4万件を超える賑わいでした。

どうするとこんな絵が描けるのか、ARIAさん(@aririria_art)に聞きました。

ーーボトルを紙の上に置いてあるように見えるのですが。

「1枚の用紙に平面に描いてます。遠近法(奥行感)を出すことによって、平面に描いた絵が浮かび上がって見えるんです」

ーー透明感や炭酸のシュワシュワ感はどうやって出されたのでしょうか。

「ペットボトルの透明感は10色ほどのグレー色を使い分けて表現しました。また、影にペットボトルの光の反射やペットボトルの底の部分から机が透けて見える表現も、透明感を引き立たせたポイントです」

ーーフタの部分とかプラスチックも難しそうですね。

「フタの部分だけでも青色を5色使い分け、最初は薄く、徐々に濃い色を重ね濃淡を出し、最後に白色の色鉛筆でハイライトを表現しました」

ーー飲料が冷えた感じはどのように?

「ペットボトルに付着した水滴を自分なりに加えて冷たさを表現しました」

ーー色鉛筆で描かれているそうですが、全部で何色くらい使われたのでしょうか。

「30色ほど使用しました」

ーー一番難しかったところはどこですか?

「キャップのバランスとラベルの文字が難しく、キャップ部分はどうしても歪みやすい部分なのでカメラで確認しながら修正したのと、ラベルの小さな文字のバランスがいつまで経っても難しいです」

ーー色鉛筆で絵を描こうと思ったきっかけは?

「幼い頃から絵を描くのが好きで、趣味にしていました。6年前に軽い気持ちで色鉛筆画を始め、同時にSNSも開設しました。当初は似てないなどネット批判をされる日々が続いたのですが、『もう何も言われないくらいとことん本物にしてやろう』と思い立ち、6年前から本格的に絵を描き始めました」

ーー今後、どのように活動していきたいですか?

「これからも私の得意分野、ドリンクやお菓子シリーズを中心に制作していきます」

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